かふかのドルフロ・少前攻略

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二重乱数ランキング①「秘密禍点」推定理論値打法の諸注意

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※1 先行鯖仕様準拠。換言すれば、

スケアクロウによる田植えバグ

・「新終了方式」

の使用を前提としている

 

※2 ランキングの基本的理解はされていることを前提に進める

 

 

「秘密禍点」959044 推定理論値打法

https://youtube.com/playlist?list=PLGNzmNhRleP5hldmwhHqU1I4RBfMhml1Z

 

 

今回の記事は二重乱数ランキングの1つである「秘密禍点」についてのちょっとしたメモ。

 

このランキングは、珍しいことに高い戦力を求められず、その上乱数要素が極めて少ない。その為、試行回数をある程度重ねれば、多くの人は理論値点数・天井点(推定)を取ることが可能である。

(ただし、この推定理論値打法が中国bili鯖指揮官の「HRK_はるか」氏によって発見されたのは、イベント終盤であったため、当時95.9Wを出した者は少ない)

 

↓私の編成

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・残りの10部隊は全てダミー部隊

・0空挺で良い

・妖精も適当な星3程度のもので十分である

・もし、スケアクロウ以外の鉄血ボス(上ではデストロイヤー )がいなかったら、適当な主力部隊に照明妖精(星3くらいあると安心)をつける必要がある

 

今回話す内容ではないので、ここら辺で割愛する。

 

 

推定理論値は上のサムネイル画像にあるように「959044」と考えられている。尤も、乱数に左右されず確定的に「956544」(うろ覚え)くらいは取れる攻略法も確立されているので、理論値を取ったところで、2500点くらいスコアが伸びるだけである。しかし、実際問題私はこの2500点が無ければ、表彰台に乗ることは出来なかったし、二重乱数ランキングは全体的に差がつきにくい仕様となっていることにもランキング勢は留意しておくべきであろう。

 

そして今回の記事の目的は、このランキングにおいて唯一無二の乱数要素である「補給箱位置」について解説することである。

又、ゲーム上の判定バグを利用して得点を増やす「新終了方式」についても、最後に軽く言及する。

 

◆基本的な補給箱仕様

 

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A〜Dの4つのマスの内、毎ターン3つの補給箱が出現する。マスの上で補給行為を行うと、+10000点。どの3つのマスに補給箱がスポーンするかは完全に乱数である。恐らくだが、どのマスも箱が出現する確率は「同様に確からしい」と思われる。

このランキングでは、毎ターンかなり多めの行動ポイントを有することになるので、ただ毎ターン箱を3つ回収するだけならば、どこに箱が出ようが些細ない。

しかし、問題は単なる3箱回収の可否に留まらない。繰り返しになるが、このランキングはかなり多くの行動ポイントを抱えることになるので、ガバガバな立ち回りでも全てのギミックを作動させることは難しくない。ならばどこで一番得点の差がつくのか?

答えは「(マスの)占領点」である。

他のランキングのように、「敵の行動パターン(等)が毎回変化することで、attempt毎の保有行動ポイント数も微妙に変化する」といったことがこのランキングでは「原則」ない。従って、「ギミックを全て発動させつつ、一番多くマスも占領出来る方法」というのが、最初からある程度決まっていると言えよう。

しかし上記ランキングの特徴の例外に当たるのが、ここで問題となっている「補給箱出現位置の乱数」である。不都合な箱出現パターンになってしまうと、箱回収に無駄な行動ポイントを割く必要がある、或いは占領マス数減少を容認せざるを得ない立ち回りになってしまうという事態を招いてしまう。

 

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例えば、ギミック作動・マス占領の両観点から見て、効率の良い立ち回りをしようとすると、3ターン目の時点では、マスAまで部隊を回す余裕がない。従って、3ターン目の(理論値を取る上での)適正な箱位置は「B ・C・D」の3マスに固定される。

 

 

又、これは非常に細かい点になるのだが、最終ターン(6ターン目)については、実は箱を回収していなくても、占領さえ出来ていれば得点が入る仕様になっている。日本の秩序乱流ランキングをイメージすると良いかもしれない。

 

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しかし、面倒なことに補給箱を補給していないマスは、何故か「味方占領されているにもかかわらず、判定としては未占領状態」となってしまう。くどいようだが、回収出来なくても補給箱の1万点は加算されるので、結局損失としては占領マス数-1=-500点ということになる。

 

 

と言っても、「マス占領に理想的な箱出現位置乱数」と「マス占領に不都合な箱出現位置乱数」を比べたとしても、せいぜい5〜6マス程度(=2500点〜3000点程度)占領数(得点)に差が出るに過ぎない。今更だがランキング頑張る勢以外はそこまで気にするようなことではないだろう。

 

 

◆95.9W可能な補給箱位置パターン説明

 

以上の基本理解を踏まえた上で、各ターン毎の理想的な補給箱出現位置について説明する。

一応、95.9W打法を発見した攻略原案作成者である「HRK_はるか」氏の注意書きを引用しておく。


・原文(HRK_はるか 様)


『想达极限分必须刷2 3 4 6T的补给箱,概率为1/2 1/4 3/4 2/4,基本可以说是只刷前三回合了。补给位置为:2T不三连且狗上有补给,3T需要刷3连,4T需要3连 或者 三角区下面的点有补给,上半区如果是右边有补给的话,6T就要roll1/4。5T不需要刷 6T需要非三连 并且三角区下面要有补给,三连可以选择不吃部分补给,一个补给没吃少500分。

感谢qx的雷区鬼步思路(

部分配队还有些详细说明请移步评论顶置

收起』

 

次に、翻訳ではないが、上記注意書きを踏まえて、私なりの解釈を載せておく。

 

・私的解釈・説明


補給箱が出現する4箇所(中央▽の3マスと右側の非▽マス)の内、

 

▽外(非▽)のマスをA

▽の右上のマスをB

▽の下側のマスをC

▽の左上のマスをD

(画像の割り振りと同じ)


と仮定する。

 

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この時、要求される補給箱出現位置は以下の通り(各マスに箱が出現する確率は、同様に確からしいものとする)

 

2ターン目⇒AとDと任意1マス(確率2/4)

 

3ターン目⇒BとCとD固定(確率1/4)

 

4ターン目⇒Cと任意2マス(確率3/4)

 

ただし、補給箱位置が「A・B・C」であった場合、6ターン目の要求箱位置が「A・C・D」固定(確率1/4)となることに留意すべきである。

 

5ターン目⇒任意3マス(確率4/4)

 

6ターン目⇒CとDと任意1マス(確率2/4)

 


上記事項を踏まえて、95.9Wが可能となる箱位置になる確率を導出すると、

2/4・1/4・2/4・2/4+2/4・1/4・1/4・1/4=5/128

 

 

 

繰り返すが、今回の記事の趣旨は、あくまで乱数要素(箱位置)の基本的な仕様および理想的な箱位置パターンについて説明することなので、理想的な立ち回りそれ自体については一切説明しない。時間と気力があれば、いつかそちらの解説もするかもしれない。

どうしても気になるという方は、

https://youtube.com/playlist?list=PLGNzmNhRleP5hldmwhHqU1I4RBfMhml1Z

を参照すると良いかもしれない。

 


※3ターン目に▽の各頂点全てに箱が配置されなくとも、95.9Wを出す箱パターンがあるという見解もあるが、私の方ではその先の適正箱位置をシミュレートしていない。

これについて関心があれば、下のリンクを参照すると良いだろう。

https://www.bilibili.com/video/BV1VV411m71o?from=search&seid=17677121867097470067

 

 

 

◆「新終了方式」について

 

話題がガラッと変わって、今度は「新終了方式」と呼ばれる得点精算方法について解説する。こちらも、スケアクロウ増殖バグと同様に、ある種のバグだと考えられる(実際に私も使ったが、ban等は一切されていない)

 

いきなりだが、具体的な精算方法の説明から入る。

 

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最終ターンの話。

 

①画像最後の状態からターン終了を押すと、3階層のデストロイヤー(味方部隊)の隣にいるオバケ敵がこちらに突っ込んでくる

 

②この敵を倒して「戦闘勝利」の文字が画面上に表示された瞬間にタスクキルをする

(ここがとても重要。間違ってタップして戦闘終了後のマップ画面に戻らないようにする)

 

③タスクキルを行った後は、

「ホーム画面(副官のいる画面)」⇒「戦闘」⇒「DUAL-RANDOMNESSのイベントバナー」⇒「秘密涡点」⇒「作戦中止」を順にタップ

(間違えてランキング画面に戻らないように!)

 

④一連の操作を実行した後、再びタスクキルをし、再ログインすると「959044点」のスコアが表示されている(筈)

 


具体的な手順の説明だけだと、流石に不親切過ぎるので、一応「新終了方式」の原理の説明を通じて、このような面倒な手順を踏むことの目的・メリットについても触れておく。

 

結論から言えば、このようなランキング中断方法を取ることで、

「6ターン目終了後に占領されるはずのマス」が「占領判定」になり、且つ「7ターン目開始時に消えるはずの案山子分身の判定」が「保存」される。

(一応の補足だが、スケアクロウの分身を残して精算すると、何故か人質人形と同様の扱いを受ける結果、1体につき+15000点される。これを利用して、最終ターンにスケアクロウを27体くらい複製するのが、所謂スケアクロウ増殖バグ、通称「田植え」である)

 

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もし、6ターン目で行動ポイントが0の状態で、ターン終了を押すことなくランキングを精算すると、案山子判定は保存されるが、「6ターン目終了後に占領されるはずのマス」は「非占領状態のまま」になってしまう。

逆にターン終了を押して、その後普通に進めてしまうと、7ターン目が開始された結果、ターンを跨いで生存出来ない案山子分身が消滅してしまう。

こういう情があって、「カカシ分身判定による得点」と「6ターン目に踏んでいる未占領マスを占領することで得られる得点」を一挙両得するために、「新終了方式」が採用されるようになった。

 

そもそも何故このような仕様バグじみた事態が生じたのかは私には分からない。因みにこの「新終了方式」は元々ランキング3のために発見・考案されたもので、ランキング1でも応用できることが判明した、という経緯がある。

どんな生活をしていればこんな仕様の穴を突いた技を発見できるのか、第一発見者である中国指揮官の「星詠ましろ(しろは)」さんに聞いてみたいものだ。