静止点 第3ランキング-編成ガイド
本ガイドの他にも、静止点ランキングについての解説記事を多数執筆しております。必要に応じて、以下のリンクを参照して下さい。
大体「下位ランカー〜in 10%」くらいを狙う指揮官を対象として、大雑把に書いてます。特に中位・上位ランカーを狙う指揮官にとっては、あまり参考にならないと思いますので、ご注意下さい。
この記事では「編成」の話を中心にします。
「ギミック等の基本情報」や「敵・Bossの話」は最低限しか扱いませんが、ある程度これらの情報や知識を持っていた方が、内容が頭の中に入ってきやすいと思います。特に「新規敵」に関する知識は「編成」の話とも関連があるので、冒頭に貼っているリンク先の文書を読んで、イメージを掴んでおくと良いかもしれません。
Bossの話は、攻略法を含めて以下の新規敵・Boss解説の記事で行っています。
又、オススメのランキング動画を集めた「参考動画集」の記事も載せておきます。長たらしい文章なんていちいち読んでいられないという指揮官は、そちらの記事内で共有している動画を参照して下さい。
【三維流形G-4】
(昼戦、4ターン、重装部隊を含む14部隊、融合勢力使用禁止)
今回のランキングは3つあり、最終的に各ランキングの合計点がスコアボードに掲載されます。本記事では最も攻略難易度の高い第3ランキング(三維流形G-4)に絞って、編成関連の解説を行います。前回の回帰定理とは異なり、鉄血部隊が使用出来ず、重装部隊を含めて最大14部隊まで出撃させることが可能です。上位を狙うほど、使用するGnK人形や妖精、装備の数が必然的に多くなるので、比較的高い練度が求められるランキングだと言えます。
- 1.どのような編成を用意すべきか-Overview
- 2. どのような人形を採用すべきか
- 3. Deathstackについて
- 4. エリア分けの視点から見る部隊編成
- 5. 実際の編成例
- 6. どのような装備を採用すべきか
- 7. 重装部隊は何部隊使用すべきか
- 8. 妖精のあれこれ
1.どのような編成を用意すべきか-Overview
指揮官によって、最適な部隊構成は変わってくると思いますが、大まかな目安を下に挙げておきます。
・重装部隊: 1〜4部隊(上位ほど重装数は少ない)
・G36c部隊: 1~2部隊
・M4エグゾディア部隊: 1部隊
・Scar姉妹部隊: 0~2(?)部隊
・ROデバフ部隊: 0〜1部隊
・M500(ISW)部隊: 0~1部隊
・RPK-16(Boss)用部隊: 0~1部隊
・SGRF(推奨), SGMG: 残りの部隊全部
※SGMGはやや汎用性に欠けます
まず最初は、G36c部隊やM4部隊といった、ランキングの要となる編成を考えると良いです。これらのテンプレ編成は、順位目標を問わず、今回のランキングに挑戦するのであれば、99%の指揮官が採用するべき編成です。残りの部隊編成、重装部隊や空挺妖精の使用数については、自身の目指すスコア目標(ランキング順位)と相談しながら、必要十分なものを選択していくのがベターだと思います。2~7の項でこれらの部隊編成の指標を幾つか提示します。
2. どのような人形を採用すべきか
ランキングで使えるグリフィン人形を銃種毎に説明します。分かりやすく人形を紹介するために、tier表のような画像を使用していますが、このリストは正確とは言い難いです。あくまで参考程度に考えて下さい。
★SG
今回のランキングで、タンク役を担います。アタッカーの銃種は基本的に関係ありません。アタッカーがMGであれRFであれ、多くのグリフィン部隊では、1〜2体のSGを編成することになると思います。
このように、SGが大量に採用される理由は、ランキングに多く出現する「SMGネイト」や「ヘビーガンナー」の攻撃を「高装甲」によって、無効化することが出来るからです。
使えそうなSGを並べてみました。
LTLXだけは別格のSGで、複製している指揮官は全て投入して良いです。下の画像のように、ランキングに登場する厄介な敵に対して滅法強いです。
M500は、今回のランキングで唯一LTLXが代替出来ないSGです。吸収盾の展開サイクルが非常に早いので、(0重装)61.3万SMGネイト戦(ガンダム×5)でタンク役を務める場合が多いです。Deathstack戦以外でも無難に強いので、所持していたら積極的に採用したい所です。吸収盾の発動条件は「M500が何らかのバフを受け取る」ことなので、以下のような継続的にバフを味方に付与出来るHGと相性が良いです。
FO-12は2SG編成での使用が前提となっています。又、SGの中で唯一閃光弾よりもバードショットを装備させた方が良いです。SGでありながら、強力な非エリート敵1体を即死させるカノ妹のようなスキルがとても強力です。他SGに比べて、ノックバック確率が高いことも高評価。
Novaは現クライアント下では、バグによって味方のみならず自身に対してもシールドを高頻度で付与することが出来ます。SGやMGのサポートが得意な一方で、メイン盾としても活躍できるので、非常に使い勝手が良いです。
DP-12はSGでありながらRFに陣形バフ効果を付与できる点、M870は短時間ながら実質無敵になれるという強力なスキルを持っている点を評価しています。
今回のランキングでは 、SGの「高装甲」という特性が高く評価されているので、上のリストに載っていないSGでも活躍出来る可能性は高いです。SGの選択に迷った時は、攻撃型のSGではなく、シールド展開や自身の装甲値を上げるスキルを持つSGを優先的使用すると無難です。
★RF
今回のランキングでは、基本的にRFが最も良いアタッカーとなります。後述する特殊な編成以外の部分では、RFを中心に編成すると無難です。
このように、RFが主力アタッカーである理由は、RFが「後方の敵を優先して攻撃出来る」からです。今回のランキングでは、ヘビーガンナーや指揮士、SRネイトやケルーブ等、後列に厄介な敵がいる敵構成が多いです。
そこで、これらの後方敵(脅威度高)をRFで優先的に撃破し、残った敵(脅威度低)をSGで完封する(ダメージを無効化する)という戦闘スタイルがぴったりハマるのです。
カルカノ妹はやはり強力で、複製している指揮官は積極的に複数投入したい所です。今回新たに登場するネイト系の敵はエリート敵であるため、スキルが刺さりませんが、それ以外の大物敵の殆どを確殺出来る点が魅力的です(指揮士にはスキルが刺さらないので注意)。
SCAR-Hは、SCAR-Lとセットで使用します。組み合わせて使うことで、SCAR-Lの出力が大幅に向上し、部隊全体のDPSが底上げされます。SCAR-H、SCAR-Lをそれぞれ複製している場合は、こちらも複数投入して良いです。単体での使用は効用が半減するので注意。詳細については「強力な特殊編成」の項で改めて説明します。
HS.50は、指揮士やガンダム等の厄介な敵を優先的に撃破してくれる点が強力です。これらの特性を活かして、61.3万SMGネイトや62.1万ハンニバル等のdeathstack戦でも活躍します。
又、非常に火力が高いため、SRネイトをOne Shoot One Kill 出来る点も高評価です。SRネイトはダメージを受けると、こちらの射程範囲外に逃亡するので、一撃で倒せるのは大きなアドバンテージです。
HS.50の素の火力が大切なので、特に狙撃弾を装備させる優先度が高いです。
NTW(MOD)もスキルによって、中型の敵を連鎖的に(効率的に)撃破出来るので強力です(SRネイトもスキル1発で倒せます)。
NTWには必ず★5の測距儀を装備させて下さい。
B~Cランクに位置付けられた人形は、強弱の序列は置いておいて、主に2パターンに分類されます。
(i)厄介なSRネイトの処理能力が高い
IWS2000、リコ、漢陽88式(MOD)等がこれに該当します。IWSはスキル発動中の高火力で、漢陽88式はスキル発動中の超射程で、SRネイトを効率良く仕留めることが可能です。リコもアクティブスキルの小竹槍で1体、範囲爆風+通常攻撃の組み合わせで更に1体のSRネイトを単独撃破出来るため、処理能力は高い方だと思われます。
【漢陽88式動画】(※見辛いですが、画面右端の手前側にSRネイトがいます)
【IWS2000, リコ動画】
(ii)スキルが環境に合っている、純粋に強い
56式半(MOD)やR93、ぺこらやM200等がこれに該当します。ハンニバルやケルビム、指揮士等の厄介な大物敵が登場するので、単リンク特攻の56式半や、同じ敵を攻撃し続けることで出力が上昇するR93は噛み合っていると言えると思います。M200は、最後方を狙うターゲティングと空挺デバフ下における必中効果が特に強力です(SRネイト処理能力も悪くありません)。ぺこらはハンニバル戦で特に強いですが、68.9万Deathstack戦でも活躍します(詳しくは後述)。
RFは今回のランキングで、「後方射撃が出来る」という特性が高く評価されているので、Dランク以下のRFは勿論、上のリストに載っていないRFでも活躍出来る可能性はあります。
★MG
今回のランキングでは、前述の通りSGが多く使われるので、SGに「装甲」の陣形バフを与えることの出来るMGは一見すると悪くないように思われます。しかし、MGは後方敵の処理が得意ではないので、汎用性の面ではRFに劣ります。
装甲MGSG部隊を採用する場合は、南西(南)エリアに限定することを推奨します。このエリアの初期敵は、他エリアに比べてMGと相性が良いので、殆どの場合MGSG部隊で完封可能です。
しかし、比較的適性のある南西エリアに限った話だとしても、一部の湧き敵に関しては、後列処理が得意ではないMGSG部隊だとしんどいケースがあります。上湧き敵表で斜線を入れている戦力値「79435」「82392」の敵です。
前者は、後方に位置している指揮士の敵火力バフによって、ガンナーの火力がSGの装甲値を上回るケースがあります。
後者は、2体のガンダムが最後方に位置しているため、絨毯爆撃の被害を受けやすいです。
いずれの構成にも共通しているのは、厄介な敵である「指揮士」「ガンダム」がMGでは処理が困難な後方に位置しているということです。MGの一般的なターゲティングは、簡単に説明すると、射程内の敵にランダムで攻撃するというものなので、後方敵を全く攻撃出来ないという訳ではありません。そこで、指揮士やガンダムがMGの射程内に入った時に、MGが当該敵を攻撃するようになるまでターゲットリセットすると良いです。
しかし、MGの攻撃が後方敵に当たるか否かという点は乱数で決まるので、詰まるところ「お祈りゲーミング」であることに留意しておく必要があります。
ガンダムや指揮士が、この線部の内側に入ったのを確認してから、MGをターゲットリセットさせるという流れです。
前置きが非常に長くなりましたが、ここで使えそうなMGをみていきましょう。
MG4(MOD)は今回のランキングで最も汎用的なMGです。MOD3で貰える専用装備が強力なので、使用する場合はきちんと育成しましょう。CN等の先行鯖では、カルカノ妹のような強力なRFと組み合わせた編成等が使用されました
MG338は、ターゲティングが特殊であるため、厄介な指揮士等を優先的に処理出来ます。先行鯖では、この特性を最大限に活かすために、68.9万補助ネイト用のdeathstack部隊に採用されていました。詳しくは後述します。
LS26は非常に特殊なスキルを持ったMGで、Massと組み合わせることで最大限に性能を発揮します。
LS26は、スキル内容の1つとして、自身の陣形マス上にいる味方人形が敵から受けるダメージを一律で「5」に固定するという、ある種の火力デバフスキルを持っています。しかし、これはSGの装甲値に関係なく適用されます。そのため場合によっては、被ダメージを寧ろ上昇させているとも言えます(SG装甲によって本来ダメージを1に出来る筈だった敵の攻撃も、強制的に被ダメージ5にしてしまう)。そこでMassの採用です。Massはパッシブスキルによって、装甲とは別概念で最終的に受けるダメージを「-5」します。そのため、LS26のデバフ(?)スキル発動中(5秒間)は、Massはあらゆる敵の攻撃を無効化します。
つまり、MassはLS26と組み合わせることで、5秒間無敵になれるということです。無敵スキル持ちのSGが強力であることは、M870を見れば分かると思います。
ここまでに紹介していないMGを別で使用することも可能です。しかし、採用するにしても上のtier表に載っている装甲MGだけに留めておきたい所です。特にSGに装甲を盛れないMGはこのランキングでは採用すべきではありません。又、この項の最初に述べたように、①MGはRFに劣る場面が多い点 ②基本的にSGMG部隊は南西エリアで限定的に活躍出来るに過ぎない点 には留意しておいて下さい。
★HG
使えそうなHGは大体このような感じです。他の銃種と違って、実益に乏しいので、ランク付けは行っていません。その代わりに使用用途に着目した分類を行ってみました。
①M4パーツ ②ROパーツ ③M500パーツ については、後でテンプレ部隊と一緒に紹介します。これらのテンプレ編成は、戦力60万超の敵と戦うdeathstack用の編成として使用されることが多いです。そして、deathstack編成で使用される人形は、半分くらい固定されているので、編成を考える際はそちらから決めておくと良いかもしれません。
ここでは、その他のHGについて軽く触れておきます。
(1)火力・射速バフHG
やはり、陣形バフとスキルバフの両面から、部隊DPSに貢献できる火力・射速HGは重宝されます。当然ながら、バフ値は高いに越したことはありません。火力バフと射速バフ間の優劣は根本的にはないと思いますが、火力バフ型のHGの方が汎用性があります。
(2)火力デバフHG
装甲SGのサポートとして重宝されます。特に敵のガンナーの火力を低下させ、SGの被ダメージを0にする目的で使用されることが多いです。火力デバフHGとRFを組み合わせて採用する場合は、RFのCT短縮(陣形効果)を火力デバフHGに適用させることが肝要です(理想は2RFからCT短縮を受ける状態)。こうすることで、デバフスキルのサイクルが速くなり、敵が火力デバフ状態を長期化させることが出来ます。勿論、SGMG部隊に火力デバフHGを採用しても活躍します。
(3)デザートイーグル
今回のランキングで鍵となり得る強力なアタッカーHGです。敵の展開している吸収盾を無視しながら、敵本体に高いダメージを与えることが出来る希少な人形で、特にBossのNemhranやパトローラ―との戦闘では最適解となります。又、センチネルやネイト系に吸収盾を付与する補助ネイトとの戦闘も多いので、活躍の場には困らないでしょう。EN鯖を除く純先行鯖では、デザートイーグルを基軸とした1SG4HG部隊や5HG部隊を採用するランカーも一定数いました。
(4)その他HG
上記分類には当てはまらないものの、実戦で採用出来るHGを紹介しておきます。
ウェルロッド(MOD)は、優れた陣形バフに加えて、被弾時にで展開できるデコイ(第2スキル)が非常に優秀です。デコイ召喚のCTは8秒なので、強敵との戦闘では8秒毎にウェルロッドを被弾させて、効率的にデコイを召喚すると良いです。
マカロフ(MOD)は、自分の陣形の上にいるSGに対して、回避値を+80くらい盛ることが出来ます。装甲も回避も高いSGを生み出すことが出来る訳です。SG環境である今回のランキングでは、やはり強力なHGでしょう。
新人形であるライノはデザートイーグルを使用した5HG部隊で(パイソンの代わりの)アタッカーとして採用される場合があります。性能がややピーキーなので、初中級者の指揮官は採用しない方が無難かもしれません。
★AR
前回の回帰定理とは異なり、今回のランキングでは超高装甲のヘビーハンマーの数が激減したので、前提としてARの採用自体は悪くないです。しかし、後方敵の処理能力がRFに大きく劣っているため、基本的には一部の強力なAR(ランキング適性のあるAR)だけ採用することをおススメします。
SランクとAランクに位置している計5体のARはいずれも非常に強力な人形で、今回のランキングにおいて非常に重要なポジションにいます。
M4A1(MOD)は今更言うまでもないですね。今回のランキングでも、いつものように多くの敵を爆殺します。低火力高射速(→高DPS)のSMGネイトが多く出現するため、4HG型ではなく1SG3HG型の部隊を使用して下さい。
リベロールとAK15は後述するG36cと一緒に使用します。
リベロール(MOD)は「エコー」という連鎖的・伝播的なバフを持っています。細かい説明は端折っていますが、大体下の画像のようなイメージです。
このようにバフ効果が各人形間で半永久的に伝播し合う結果、部隊内のARSMGは常時高水準でバフが重ね掛けされている状態になります。非常に強力なサポート人形なので、ランキングのメイン部隊であるG36c部隊に編成することが強く推奨されます。リベロールの有無で、ARSMGの部隊DPSが20%も差がつくと言う指揮官もいるほどです。又、上記エコーはヴィシュヌのバフ消去の対象ではない点も明確な強みです。
AK-15(MOD)も非常に強力なARです。第1スキルによって「監視状態下」におく敵の数が5を超えるとき、最も火力の高い敵に対して、装甲・吸収盾を無視した火力25倍のダメージを与えます(必中)。物凄く簡略化して雑に言うと、敵の数が5体以上いる状態で第1スキルを発動すると、カルカノ妹のような強竹槍を撃つイメージです。AK-15の第2スキルのターゲットは最も火力の高い敵ですので、多くの場合、最も厄介な指揮士を狙ってくれます。
Scar-Lは、先行鯖の静風点開催時には実装されていなかった人形です。そのため、記録データは殆どありませんが、非常に強力な人形であることは疑いようはないです。Scar-LはRFのScar-Hとセットで運用することで、非常に高いDPS値を叩き出します。詳しい説明は後述します(姉妹セットで紹介します)。
QBZ-191は、厄介なSRネイトを処理するスペシャリストです。SRネイトの解説については下の記事を参照して下さい。
【新規敵解説記事】
QBZ-191はスキル(開幕CT4秒/持続10秒)発動中、ターゲティングが「『高脅威敵』を優先して攻撃する」という極めて特殊なものに変化します。そして、SRネイトはこの「高脅威敵」に該当するので、QBZ-191はARでありながら、後方のSRネイトを優先的に攻撃出来るケースが非常に多いです。更に、スキル発動後の初撃には、攻撃対象に「沈黙状態」を付与する効果があります。この「沈黙状態」というのは、簡単に言うと、敵のスキルを発動させないという効果です。従って、SRネイトが「沈黙状態」に陥ると、①件の貫通狙撃スキルを撃たない状態となり、②被弾してもバックステップしなくなります。その間もQBZ-191は特殊ターゲティングのおかげでSRネイトを撃ち続けているので、SRネイトが貫通狙撃スキルを撃つ前に処理することが出来るという訳です。但し、QBZ-191だけだと火力不足により、全てのSRネイトをスキル期間中に処理できないケースもあるので、下の動画のように、RFやRFB等の後方射撃が出来るアタッカーと組み合わせて使用するのがおススメです。
G11(MOD)はDPSに優れたARです。静風点第3ランキングは、回帰定理とは異なり高装甲の敵が少なく、更に吸収盾を展開する人形も多いので、G11のスキルが活きやすい環境だと言えます。にも関わらず、Bランクに位置付けられているのは、後列敵を攻撃する手段が一切なく、又前述したARたちが今回のランキングにおいて突出した性能を有しているために他なりません。とは言え、強力なARであることには変わりなく、G36c部隊のアタッカーとして採用されることが多いです。
RFBはARでありながらスキル期間中は後列を攻撃できる人形です。RFと同様に、厄介な後列敵を先に処理することで、前衛のタンク人形の負担を減らすことが出来ます。通常の部隊であれば普通のRFを採用すれば十分ですが、G36c部隊のように必然的にARSMGという構成に縛られる部隊においては、RFBは唯一無二の働きをします。そのため、G11ほどではありませんが、G36c部隊のアタッカーとして採用されることが多いです。特にG36c部隊の複数投入を考えている指揮官は、殆どの場合採用することになると思います。
その他、榴弾ARはSRネイトの処理のために使用される場合があります。
※1 執筆者は操作が下手で後列アタッカーの撤退タイミングが遅いです
※2 又、LTLXはスキル後で装甲が上がっているので、SRネイトの狙撃の被害を最小限に抑えられます
上の動画のように、LTLXの吹き飛ばしスキルをタイミング良く発動することで、榴弾が後列のSRネイトを巻き込むよう投擲されます。特にHK416(MOD)やXM8(MOD)は、空挺デバフ下においても、厄介なSRネイトを一網打尽に出来るので非常に強力です。しかし、LTLXとの併用が前提であり、尚且つ操作が難解です。更に言えば、SRネイト戦以外の強敵戦(ex. ケルビム)では、同じくSRネイトの処理が可能なRFを採用した方が良いケースが多いです。榴弾ARの採用については、①基本的に中上位ランカー向けの上級戦術であること ②自身の採用チャートをよく確認して、実際に一連の戦闘を通し切れるかという点を特段吟味する必要があること を留意しておくべきでしょう(私見)。
★SMG
ARの採用数が回復したことで、SMGの採用率もほんの少しだけ増えました。しかし、今回のタンク役は基本的にSGが最適であるため、ARと同様に、一部の強力なSMGのみを採用するという形になります。それでは、使えそうなSMGを見ていきましょう。
G36c(MOD)は今回のランキングにおける神であり、ランキングに挑戦する全ての指揮官が採用すべき人形です。G36cは戦闘開始から12秒〜30秒程度、リンクが欠落しない実質的な無敵状態となるスキルを持っています。後述するDeathstack戦闘では、代用不可能な役割を果たすことも少なくありません。無敵持続の秒数を最大化するために、ARSMG部隊で採用して下さい。以下の編成が特におススメです。
G36cは脳死で採用しても良い人形ですが、戦闘中の運用については、実は色々と気をつけるべき仕様(テクニック)があります。初心者の指揮官は①のテクニックだけを抑えていれば十分です。中級者の指揮官は②、上級者の指揮官は③のテクニックまで利用することもあるので余裕があれば練習したい所です。
【①庇護付与のタイミング】
G36cは移動をやめて止まった瞬間に第2スキルの無敵状態になります。敵が近づいてくるまでG36cを適当に遊ばせて、敵の攻撃に被弾する直前に停止させましょう。このような形で庇護状態になった方が実質的に無敵時間が長くなります(無敵時間を有効活用出来ます)。凍結モード推奨で、戦闘開始直後にG36cを掴む必要があります。
【②庇護付与前の撤退】
G36cは連戦するにつれて第2スキルの無敵時間が逓減していきます。ということは、雑魚戦にG36cの有限な無敵時間を消費するのは勿体ないですよね。そういう時はG36cに庇護効果が付与される前に撤退させて下さい。こうすると、何故か無敵時間を消費せず、次の戦闘でも無敵時間が変わらず維持されます。庇護効果は出来るだけここぞという時に消費しましょう。
【③FS先行発動】
これは上級者向けのテクニックで、①のテクニックの応用でもあります。第1スキルのフォースシールドが付与された刹那に、G36cを再び移動させて下さい。そして、フォースシールドが切れる直前に停止して、第2スキルの庇護効果を付与させます。こうすることで、4秒ほどG36cの累計無敵時間を延長することが出来ます。
但し、移動コマンドの入力猶予は2、3フレームくらい?だと思います。上級者の方は、凍結モードを駆使して頑張りましょう。これをいつもやるのは大変なので、64.1万ヴィシュヌのような非常に難易度の高い戦闘だけ使えば良いと思います。
より詳しいG36cの仕様等を知りたい方は下の記事を参照して下さい。
RO635(MOD)は基本的に68.9万白ネイトを撃破する部隊で採用されることが多いです。静風点で新たに実装されるPPQ(HG)やZiP、砂舞妖精等と組み合わせて使います。
これらのデバフスキルに特化した人形や妖精を併用することで、ROの第2スキルのダメージ無効化確率を引き上げるという仕組みです。「2.Deathstack・Boss編成について」の項でまたお話しします。
MPKとMPLは、お互いのスキルのデメリットをなくし、更にコネクトスキルを発動するために、基本的にはセットで使います。EN鯖では体力お化けのRPK-16用の部隊で採用されることがありました。
RPK-16の体力は200万もあります。そして、MPKのスキルは「敵の最大体力5%分の割合ダメージを当該敵に毎秒与える」というものです。つまり、MPKのスキルが機能している時は、200万×0.05で毎秒10万ダメージをRPK-16に与えていることになります。破格ですね。しかし、MPKの割合ダメージが適用される範囲は非常に狭いため、コネクトスキルによって、範囲を拡張することが必要になります。こういう訳で、MPLの併用が推奨されます。
MP5(MOD)とP90は、SGの苦手とするケルビムが多く出現する「(北)東エリア」(γエリア)で採用される余地があります。
ケルビムは、SGの装甲を無視してダメージを与えてきますので、高HP且つ回避値の高いSMGの方が耐久に都合が良いです。SMGの中でも、MP5は回避性能が高いです。又、p90は分身を召喚することでケルビムの連続攻撃を一度遮断することが出来ます(ケルビムは同じ対象を連続して攻撃すると火力が上がると言う性質があります)。但し、SMGネイト等の他の敵に対しては基本的にSGが優位なので、SMGの過信は禁物です。ケルビムの数が少ない(北)東エリア以外で採用する意義は特に見出せません。
最後にSP9ですが、これは先ほど紹介したG36cとセットで運用する人形です。
G36cは無敵状態なる代わりに、コストとしてライフを50支払うという制約があります。SP9は戦闘開始直後にHP50分の吸収盾をARSMG人形に対して付与するので、G36cの自傷ダメージを0に出来るという訳です。他の部隊では特に使い道はないと思いますが、G36c部隊の運用においては大切なので、EXランクに位置付けました。
★強力な特殊編成・テンプレ編成
ここでは、先行鯖でも起用例の多い強力な編成をピックアップして紹介するので、編成で迷っている指揮官は参考にしてみると良いかもしれません。
※これまで述べた内容と重複している部分が多いです
◆G36c/リベロール システム
今回のランキングで最も汎用性のある部隊です。ランキングに挑戦する指揮官であれば、順位(スコア)目標を問わず作成しておきたい部隊になります。in 10%向けの「Kafkasub TW チャート」においては、約8割の敵をこの部隊で撃破します(5体全てのDeathstack敵を含む)。
◆M4エグゾディア部隊
ARの項で説明した通り、こちらも非常に汎用性の高い部隊です。ランカー向けの動画では、攻略難易度が高い北西エリアに派遣されることが多いですが、M4EX部隊は全てのエリアに適性があるので、どこにいても活躍出来ます。繰り返しになりますが、低火力高射速(→高DPS)のSMGネイトが多く出現するため、4HG型ではなく1SG3HG型の部隊を使用して下さい。
◆Scar姉妹
Scar姉妹は最近先行鯖で実装された人形です。そのため、先行鯖の静止点では使用することが出来ず、データに関しては全くありません。しかし、今のドルフロ環境では(でも)間違いなくトップクラスの人形なので、静止点でも活躍出来ると考えられます。
Scar姉妹はコネクトスキルを発動させるために、基本的に姉妹セットで運用します。今回のランキングでは「1SG+2HG+Scar姉妹」か「1SG+1HG+1アタッカー+Scar姉妹」のような形で使用することが多いと思います。SGは例によって、SMGネイト対策のためです。
編成を組む時に注意しなければならないことは、火力バフの価値が低く、会心関係のバフや射速バフの価値が高いということです。そのため、例えば以下のような編成が考えられます。
キャリコやPX4の他に射速と会心率を両方盛ることの出来るPPK(★2HG)やFive-seveN(57)も良いバッファーです。会心バフとは関係ありませんが、部隊の耐久力を向上させるためにウェルロッド等と組み合わせても良いかもしれません。又、最も手っ取り早く会心率を上昇させる方法は、天賦が必殺型の妖精を使用することです。この場合、会心率バフは妖精だけで十分ですので、射速や会心ダメージバフを盛ることに注力して下さい(PPKや57は良い選択ではなくなります)。
Scar姉妹は「太陽の領域」(キーパッド偶数番号のマス)と「月の領域」(キーパッド奇数番号のマス)を生成し、そのマスの上にいる人形にバフを与えます。
基本的にDPSの高いアタッカー人形を月の領域、つまりキーパッド1番と7番に置くのが良いです。逆にDPSが高くないアタッカーは太陽の領域であるキーパッド4番に置くのがおススメです。特にアタッカーが3人いる編成を使用する時は意識してみると良いかもしれません。
・余談(読み飛ばし推奨)
何故Scar編成において、火力バフの価値は低いのでしょうか。その理由は、Scar-Lのアクティブスキル(スタック長に応じた火力増加)において、火力バフがScar-Lの素の火力にしか適用されないためです。例えば、Scar-Lの素の火力が500、アクティブスキル発動時の太陽エネルギー(スタック)が80ポイントだと仮定すると、攻撃1回あたり、500+10×80=1300ダメージとなります。更にここに20%の火力バフが加わったとします。この時、攻撃1回あたり、500×1.2+10×80=1400ダメージとなります。あくまで火力バフが適用されるのは、Scarの素火力に対してのみであり、アクティブスキルによって上昇する火力分には適用されません。そのため、火力を20%盛っているのに、総ダメージ量は1400/1300×100≒7.7%しか増えておらず、バフ効率が悪いのです。
◆M500 システム(ISW)
パイソンやコルトSAA、ナガン等の「バフ付与回数」が多いHGとM500を組み合わせた編成は、海外では「ISW(Infinite Shield Works)」と呼ばれ、高い評価を受けています。
M500システムには、1SG型(M500のみ)と2SG型(M500+LTLX等)があります。今回のランキングでは1SG型の採用率が高く、カルカノ妹とデザートイーグルを組み合わせて、Nemhran・deathstack用の部隊として使用されることが多いです。
【Nemhran】
【61.3万SMGネイト】(空挺妖精可)
勿論、これらの強敵と戦わないような部隊運用をしても良いです。その場合は、1SG型2SG型は任意で、カルカノ妹とデザートイーグルの枠は他の人形で代用出来ます(2RFが無難ですが、2SG型でMG4+RFのような起用例もあります)。
戦闘中の注意点としては、出来るだけナガンやパイソンの陣形マスの上にM500を置くようにしましょう。陣形上にいないとM500がバフを受け取れず、吸収盾を展開するサイクルが不必要に長くなります。
◆砂舞RO システム
砂舞ROシステムは、68.9万補助ネイト(初期位置L2)に特化した編成です。RO635(MOD)は第2スキルによって、自身のダミーのHP分(大体200ちょっと)より低いダメージを受けると「一定確率で」0ダメージにすることが出来ます。そして、この「ダメージを無効化する確率」は、敵に付与されされているデバフの「種類」が多いほど高くなります。そのため、合計4種類のデバフを敵全体に付与し、ROのダメージ無効化確率を大幅に上げることが出来るZiPが採用されています。PPQ(静止点堀人形)は、ZiPが付与した4種類のデバフを8秒間延長する(再度付与し直す)ことが出来るため、採用されています。
砂舞妖精も似たような理由で採用されており、敵の射速や命中を減少させ、ROの被ダメージを抑える役割を担っています。
編成上の注意として、まず必ずPPQをリーダーに設定して下さい。ZiPのデバフスキルは、リーダーの人形にも適用されるアタッカーや回避盾のROにデバフがかからないようにしなければなりません。
次にアタッカーの話ですが、オススメは「MG338+ぺこら(カルカノ妹)」で、この組み合わせであれば、砂舞妖精+0重装で68.9万補助ネイトを撃破可能です。MG338は厄介な指揮士を優先的に狙えるため採用されています。ぺこらは優秀なDPSに加えて、吸収盾の全体付与によって、ROによる耐久をサポートを併行出来ます。ペコらを使用する場合は、バフ条件が満たされているか要チェックです。ぺこらの代わりに、ケルブやグレネーダー処理が得意なカルカノ妹を使っても良いです(どちらかと言えばカルカノ妹の方がより適性があるらしいので、編成コスパを無視出来る複製指揮官はカルカノ妹優先で良いかもしれません)。
因みに68.9万補助ネイト戦において、AT4やMk153の重装支援を取り付けられる場合は、戦闘難易度が大きく下がるので、一般的なRFをアタッカーとして使用しても大丈夫です。
SGの項目でも触れましたが、RMB-93とディフェンダーは必ずセットで使います。RMB-93(MOD)の第2スキルは、簡単に言うと、味方人形がリロードをする度に、自身が受けるダメージを4ずつ減少させるというものです(最大で12ダメージ分まで減少可能)。更に「照明弾」と組み合わせると、RMBには最大で15のダメージ軽減が適用されます。このダメージ軽減の良い所は、SGの持つ「装甲」とは別物であるため、空挺デバフによる装甲値低下や敵の装甲無視の攻撃の影響を受けにくいという点です。
第2スキルはリロードに反応して発動するため、RMBがこのスキル効果を最大限受け取るには、味方人形のリロードが頻発するという環境が望ましいです。そこで、1回攻撃毎にリロードを挟み、且つリロード時間短縮のスキルを持つディフェンダーが抜擢されるという訳です。
空挺妖精と一緒に使われることが多い部隊ですが、勿論他の妖精を使っても良いです。
2SG以外の人形の選択肢については、以下の2パターンが考えられます。どちらの構成を採用するにせよ、南西エリア(αエリア)に限定して使用することを推奨します。
①「火力デバフHG×2+ネゲヴ」(ガンナー特化型)
南西エリアのガンナーに特化した構成です。空挺が★5であれば、空挺デバフ状態でも(指揮士のいない)ガンナー編成と戦えます。又、2SG構成なので、南西エリアのピクシス処理にも適しています。その反面、ガンダムや指揮士等が混入した南西エリアの一部湧き敵とは相性が悪いので、注意が必要です(2項のMG説明部分を参照)。
上の動画のように、デバフHGのスキルは交互に発動させると、常時敵に火力デバフが付与されている状態となり、安定しやすいです。
デバフHG枠にコルトウォーカーを採用するのもアリです。コルトウォーカーは圧倒的な火力陣形バフ(60%)に加えて、味方人形のリロードをトリガーとして、吸収盾や火力バフを部隊全体に付与します。更に指揮士による敵側の火力バフを封殺することも出来るので、南西の79435敵(指揮士混入の湧き敵)等に対しても強く出れます。
但し、デバフHGが1体欠けることにより、常時敵に対して火力デバフをかけることは出来なくなります。そのため、ガンナーとの空挺デバフ戦闘は厳しくなるというデメリットもあります。
ガンナーとデバフ戦闘予定⇒デバフHG×2
空挺デバフ戦闘の予定なし⇒デバフHG+コルトウォーカーを使っても良い
というイメージだと思います(私見)。
②「強MG(RF)+カルカノ妹+HG」(汎用型)
こちらはアタッカーにカノ妹を採用することで、汎用性を上げた構成になります。特に南西エリア湧きのガンダムに対処出来るようになることが大きいです。過信は禁物ですが、一応南西エリア以外の一般敵(特に東・γエリア)ともある程度は戦えると思います。MG枠はMG4がベストですが、他部隊で使用する場合は、Kord等でも悪くないです。但し①の構成と異なり、空挺デバフ状態でガンナー編成と戦うのは厳しくなるので、一長一短です。部隊用途に合わせて構成を選択して下さい。
3. Deathstackについて
Deathstackとは、「非常に戦力値の高い強敵、或いはその強敵と戦闘をすること」を指します。主にEN圏で使用されるフレーズで、強敵との戦闘を経て味方人形が死屍累々となる(死を積み重ねる)ことから、このような名称になったと思われます。
本項では、第3ランキングに登場する5体のdeathstack敵を撃破するための参考編成を紹介します。又、紹介した編成についての備考(執筆者の所感)や実際の戦闘動画リンクを下記のSpread Sheetにまとめています。良かったら参考にしてみて下さい。
Deathstack戦闘は非常に難易度が高いため、実際に使える編成の幅が広くありません(1/4くらい固定です)。そのため、先にDeathstack用の編成を組み、後から他の一般部隊を編成する方が効率的だと個人的には思います。
3-1 Deathstack編成はいくつ用意すれば良いか
Deathstack敵は全部で5体いますが、必ずしも5つのDeathstack部隊を用意しなければならないという訳ではないです。目指す順位帯(スコア帯によって変わってきます。
目指すスコアがそこそこ(in 10%)であれば、件のG36c部隊を1つ用意するだけで良いです。この1部隊で全てのDeathstack敵を撃破出来るからです。逆にランキングで上位を目指す指揮官は、1体1体毎に個別で(5つのの)Deathstack部隊を用意する必要があります。1部隊だけで全てのDeathstack敵を倒そうとすると、どうしても行動ポイント上の損失があったり、(G36c部隊の)「部隊撤退・再召喚」に伴う得点ペナルティを受けてしまうからです。下位~中位ランカーを目指す指揮官は3~4つのDeathstack部隊を用意するのが一般的だと思います(一部のDeathstack部隊が複数のDeathstackを兼任するということです)。
具体的にどのDeathstack部隊を編成すれば良いかという点については、以下の動画集を参考にしてみると良いかもしれません。やはりDeathstack部隊数についても、最終的に参考にするチャートに合わせるのが一番確実です。
3-2 60.9万補助ネイト
60.9万補助ネイト(初期位置F9)は、Deathstack敵の中で最も難易度が低いです。この敵は、南部(δエリア)のF9に位置していますが、味方指揮部から近いため、重装部隊の支援も取り付けやすいです。敵構成については、上の画像の通りです。後列敵のダメージを軽減するガルムが多くいますので、前列処理が出来る部隊で撃破挑戦しましょう(普通のRF部隊との相性は最悪です)。
撃破可能な部隊を幾つかまとめてみました。部隊編成状況や採用チャートとよく相談して、自分に合った編成を選択してください。勿論、上記編成以外から選択しても大丈夫です。一応個人的なおススメ部隊を挙げるとすると、①G36c部隊と②M4EX部隊あたりかなと思います。Scar姉妹編成も非常に強力ですが、編成コストが高い点には注意して下さい。
他の動画へ飛びたい方や細かい情報については本項冒頭のsheetを参照して下さい。
3-3 61.3万SMGネイト
61.3万SMGネイト(初期位置B3)は、ガンダムが大量にいる敵編成で、撃破難易度はDeathstack敵の中では「やや高い」程度です(私見)。ガンダムは後列敵なので、基本的にRFがアタッカーとなります。しかし、通常のRFだと全てのガンダムを処理するには時間がかかりすぎて、ガンダムの絨毯爆撃を許してしまうので、特殊な編成を使用することが多いです。
撃破方針は2つに分かれます。
(i)耐久スタイル
①のM500システム(ISW)がこれに当たります。カノ妹やコルトSAAをM500と同列に配置することで、これらの人形に多くの吸収盾を付与することが出来ます。後はガンダムの絨毯爆撃からアタッカー(カノ妹)を保護しながら、カノ妹のスキルで1体ずつ後列敵を撃破していくという流れです。
(ii)攻撃に全振りスタイル
②のHS.50エグゾディア編成がこれに該当します。HS.50には装甲敵を優先的に狙う特性があり、この敵編成においては、ガンダムを最優先で狙います。そして、HS.50は5発ずつしか射撃をしない代わりに1発1発が超高火力なので、5体いるガンダムをOne Shoot One Killすることが出来ます。HS.50の火力を極限まで高めるために、3体のHGを採用しています。SMH対策で必要なSGの枠はDP-12で固定なので注意して下さい(DP-12はSGでありながら陣形バフでRFの火力を盛れる)。
①M500システムのやり方も、②のHS.50のやり方もコントロールに癖があり、乱数要素が絡むこともあります。編成自体は組めるけどコントロール等で苦労したくないという指揮官は、守護妖精を採用して下さい。戦闘開始から20秒経過するまで部隊全体に吸収盾が付与されているので、撃破難易度が下がります。
又、Deathstack部隊を複数用意することが難しい初中級者の指揮官は、G36c部隊で撃破することも出来ます(詳しくはシート・動画参照)。
他の動画へ飛びたい方や細かい情報については本項冒頭のsheetを参照して下さい。
3-4 62.1万ハンニバル
62.1万ハンニバル(初期位置L3)は、指揮士と大量のケルビムが厄介な編成です。どのような編成で挑むにせよ、最優先で撃破するべき敵は指揮士となります。指揮士が長い間生存している限り、敵全体の回避とDPSが跳ね上がっている状態になるので、プレイヤー側は不利になります。そのため、基本的には指揮士と相性の良い(指揮士を優先的に攻撃してくれる)アタッカーを編成することが肝要です。
AK-15やHS.50は件の指揮士を優先的に狙ってくれるので、どちらかは編成に入れたい所です。個人的におススメなのは、①の編成と②編成になります。①の編成は前側から順番にごり押ししていく方法です。G36cの無敵時間が長く、コントロールも比較的容易だと思います。
②の編成は後ろ側の敵から倒していくスタイルです。他のDeathstack編成と人形が重複しにくい点が魅力だと思います。
他の動画へ飛びたい方や細かい情報については本項冒頭のsheetを参照して下さい。
因みにですが、初期位置L4の62.1万ハンニバルはターンが経過する毎に、味方指揮部エリアの方に近づいてきてくれます。そのため、万全な環境(修復が完了した部隊を使って重装部隊の支援下で戦える)で戦いやすく、Deathstackの難易度は「やや高い」程度に留まるのではないかと思います。又、G36c部隊等でDeathstackを兼任しても、行動ポイント上のロスが少なめです。特に人形一神教の方は、HS.50やNTWのような有力人形を他部隊に温存するために、意図的にG36c部隊で62.1万ハンニバルを兼任しても良いかもしれません(勿論チャートに依りますが)。
3-5 64.1万ヴィシュヌ
64.1万ヴィシュヌ(初期位置A8)は、Deathstack敵の中で最も撃破難易度が高いです。万全の部隊で挑戦しても、かなり敷居が高いので、in 10%目標の指揮官は、砲撃ギミックを利用してこの敵を消滅させた方がストレスフリーだと思います。難易度がかくも高いのは、SRネイトの存在とケルビムの数の多さ故です。SRネイトの貫通狙撃に上手く対応しつつ、ケルビムの猛攻に耐久するのは至難の業であり、撃破には緻密なコントロールが要求されます。
①のG36c部隊の採用を強く強く推奨します。他の部隊でも撃破可能ですが、②の編成のようにコントロールの難易度が輪をかけて高くなったり、③の編成のようにコストが異様に高くなったりします。空挺妖精を使わざるを得ない指揮官以外の方は、魔女妖精を使用して下さい。
(詳細なコントロール解説は動画概要欄参照)
コントロールに自信のない指揮官は、他部隊に火箭妖精を付けて、この戦闘を支援させることが出来ます。又、1重装支援(Mk153のみ)で撃破するのが理想ですが、多少の行動ポイントの損失には目を瞑って、重装支援を複数取り付けても良いです。
他の動画へ飛びたい方や細かい情報については本項冒頭のsheetを参照して下さい。
3-6 68.9万補助ネイト
68.9万補助ネイトは、62.1万ハンニバルと同様に指揮士とケルビムが厄介な敵です。
先行鯖では、砂舞妖精とROとデバフ系HGを組み合わせて倒すのが一般的でした。
①のRO編成を強く推奨します。砂舞妖精とZiPとPPQを使って敵に多重デバフを付与することで、ROの攻撃回避率を極限まで高めることが出来ます。ZiPのデバフは部隊リーダーにも付与されるので、必ずPPQをリーダーに設定して下さい。アタッカーの最適解はMG338とカルカノ妹になりますが、カルカノ妹は他部隊での需要が非常に高いので、代わりにぺこらを採用するのもおススメです(但しぺこらを使用する際は、最終的にバフ数条件がきちんと満たされるか要確認。激昂型+1信号弾の組み合わせがおススメ)。その他漢陽88式も適性があります。アタッカーが、MG338とカルカノ妹(ぺこら)(漢陽88式)である場合、0重装で68.9万補助ネイトを撃破することも出来ます。
しかし、戦闘難易度はやや高めなので、ランキングで上位を目指す指揮官以外は、重装を付けた方が無難だと思います。因みに、Mk153やAT4の重装支援があれば、一般的な★5RF等をアタッカーとして採用することも可能です。
Deathstack部隊を複数用意することが難しい指揮官や、砂舞妖精を持っていない(育成が間に合わない)指揮官については、例によってG36c部隊で撃破することも可能です。但し、必ず重装部隊の支援が必要です。
他の動画へ飛びたい方や細かい情報については本項冒頭のsheetを参照して下さい。
人形一神教想定で適当に編成を組んでみました(当然これが最適解という訳ではないです)。冒頭で述べたように、5体全てのDeathstack部隊を用意するのは、ランキングで上位を目指す指揮官だけだと思いますので、順位目標次第では、無理に全て採用する必要はありません。
4. エリア分けの視点から見る部隊編成
4-1 Overview
ここでは、ここまでの情報を基に編成した部隊を、ランキングMAPの「どこで使用すれば良いか」という点を簡単に説明します。以下に記載していることはあくまで私の主観なので注意して下さい。この点についても、究極的には参考にするチャートを模倣することが最も安全且つ容易であることに変わりはありません。
ランキングMAPは「αエリア」「βエリア」「γエリア」「δエリア」の4つに分類出来ます。又、「どのような敵が」「どのエリアに」「どのタイミングで」出現するのかということを分かりやすく示すために、各エリア毎に「敵湧き表」の画像をを貼っています。
※今回のランキングには、アスクレピオスの杖、グリク、ブラメドは登場しません。
「敵戦力値」の欄が赤になっている場合、それが脅威度が輪をかけて高く非常に危険な敵編成であることを示しています。「敵構成」の項目にあるカラーリングは、相手にするのが厄介な敵にのみ行っています。つまり、横一列に敵編成を見ていった時に、カラーリングされている敵の数(種類)が多ければ強い敵編成で、少なければ比較的弱い敵編成と言うことです(あくまで目安ですが)。
又、各エリアの部隊を考えるときは、①Deathstack部隊 ②制御パネルの防衛部隊 ③それ以外の遊撃部隊 で分けて考えると分かりやすいと思います。
Deathstack部隊の中でも、G36c部隊のように複数のエリアを横断的に攻略する部隊もあれば、ROデバフ部隊(東/γ)やM4EX部隊(北西/β)のように基本的には同一エリアに留まる(campする)ことが多い部隊もいます。
①自分が撃破に挑戦するDeathstack敵(の数)を決めて、それに対応する部隊を編成
②各エリアの制御パネルを防衛する部隊を編成(①の部隊で兼任出来るケースも)
③余った戦闘部隊枠については、各エリア毎の遊撃部隊として編成
あくまでも一例ですが、このような流れで部隊を考えていくと、比較的スムーズに決められるような気がします(面倒な方は参考チャート・動画の編成を模倣して下さい)。
4-2 αエリア
αエリアは、方角で示すと「西部・南西部」に該当します。初期敵、湧き敵共にガンナーの数が多いので、装甲MGSG部隊や強めのSGRF部隊を派遣するのがおススメです。又、ピクシスが3体ほどいるので、最低でも1部隊は2SG型の部隊を使用したいです。「RMB/ディフェンダーシステム」等が個人的にはおすすめです。勿論チャート上問題がなければ、このエリアでG36c部隊やM4EX部隊を使用しても大丈夫です。
第2項のMGの項目で紹介したように、MGSG部隊を採用する際は、以下の「79435」「82392」の湧き敵には注意が必要です。
指揮士、ガンダムが射程内に入ったら、MGがこれらの敵を狙うようになるまで、ターゲットリセットを繰り返します。実際にMGが都合の良いように標的を変えてくれるかについては、残念ながら乱数となります。
SGの枠でMassを採用している場合は、アクティブスキルによって、後列のMGをガンダムの爆撃から守ることも出来ます。
LTLXやカノ妹、56式半(MOD)等の有力な(適性のある)SGRFを使用する余裕があれば、このエリアに関してもSGRFを採用した方が戦闘難易度が低くなります。但し、これらの人形は全エリアに適正を持っており、非常に需要が高い人形なので、他エリアで使用する予定がある場合は、MG系の部隊を採用した方がコスパは良いと思います。或いは、チャート上問題がなければ、初期敵に関しては装甲MGSG部隊で対応し、後の湧き敵はSGRF系の部隊で対応するという形でも良いですね。
【Deathstack】
最も難易度の高い64.1万ヴィシュヌがA8にいます。基本的には下のG36c部隊で撃破するのがおススメです。
戦闘に自信がなければ、重装部隊の支援を複数取り付けたり、火箭妖精のスキルを利用するのも効果的です。G36c部隊は忙しい身なので、戦闘が終わった後は、また別のエリアに行くことが多いです。(それでも)撃破が難しければ、E7にある砲撃陣地を利用して、64.1万ヴィシュヌを消滅させるのも手です。
4-3 βエリア
βエリアは、方角で示すと「北部・北西部」に該当します。βエリアは、敵が強く攻略難易度が最も高い区域です。第1に他エリアと異なり、補給・修復マスがないため、このエリアを担当する高い部隊には継戦能力が要求されます。第2にエリア位置や部隊展開の都合上、重装が届きにくいです。そして第3に、このエリアには多くのSRネイトがいます。詳しくは「新規敵・Boss解説」の記事で説明していますが、SRネイトは今回のランキングで最も強く、非常に厄介な敵です。
基本的にはM4EX部隊やG36c部隊、SRネイト処理が得意な強力なSGRF部隊を派遣するのがおススメです。コントロールに自信のある指揮官は、LTLX+榴弾AR+カルカノ妹の編成を使用しても良いです。Scar姉妹も非常に強力な部隊なので、北西エリアの適性があると思われますが、前例が一切ないので採用時に要確認です。SRネイト戦におけるコントロールについては、以下の動画を参考にしてみてください。
SRネイトは攻撃をくらうとバックステップしますが、移動中はバックステップ出来ない仕様があります。動画のように、適切なタイミングで前衛の人形を後退させて、SRネイトに移動を強いることで、低被害で戦闘に勝利することも可能です。
コントロールが難しくて出来そうにないという指揮官は、2B14やPP-93、AT-4等の戦闘補助特化の重装部隊を付けると難易度が下がります。特にSRネイトの処理能力が高いPP-93の推奨度が高いです。SRネイトは多リンク且つ後方敵(ターゲットとの距離が遠い)という特性を持っているので、PP-93のスキルが非常に刺さります。
又、ランカーを狙う指揮官は、D3の砲撃陣地使用とC2の制御パネル防衛のために、1ターン目から部隊を北西に派遣する必要があります。そして、北西エリアは指揮部エリア(δエリア)から遠くに位置しているので、空挺部隊を飛ばすことが多いです。必然的に2ターン分は空挺デバフ戦闘を強いられるので、特に強力な部隊を派遣する必要があります。
【Deathstack】
多数のガンダムを引き連れた61.3万SMGネイトがB3にいます。第3項で紹介したように、M500システムやHS.50エグゾディア編成で撃破するのがおススメです。Deathstack部隊を複数用意するのが難しい指揮官は、多少の点数損失を容認して、G36c部隊で強引に倒しましょう。
61.3万SMGネイトを倒した部隊がそのまま北西エリア(特にC2の制御パネル防衛)に滞在するかどうかはチャートに依ります。
4-4 γエリア
γエリアは、方角で示すと「東部」に該当します。このエリアはDeathstack系の敵を除くと、全体的に戦闘難易度の低い敵が多いです。しかし、湧き敵表を見れば分かるように、厄介な後方敵であるケルビムの数が多めなので、他のエリアと同様に、SGRF部隊を派遣するのが無難だと思います(SGはどこにでもいるSMGネイト対策で必要です)。勿論、チャートが許せばG36c部隊やM4EX部隊でも問題ないです。
【Deathstack】
62.1万ハンニバル(L4)と68.9万補助ネイト(L2)がいます。
68.9万補助ネイトに関しては、ROデバフ部隊(+★5砂舞妖精)で撃破するのが一般的です。G36c部隊とは異なり、Deathstack部隊でありながら終始「東エリア」(γエリア)に留まることが多いです。②PPQをリーダーにすること ②アタッカーとしてぺこらを使用する時はバフ条件に気をつけること を忘れないで下さい。
62.1万ハンニバルに関しては、チャートによって採用しているDeathstack部隊が変わってくる印象です。強力な人形を多く複製していない指揮官については、有力人形を他部隊のために温存するために、G36c部隊でDeathstackを兼ねるのが個人的にはおススメです。62.1万ハンニバルは、味方指揮部エリア(δエリア)に自分から近づいてきてくれるので、行動ポイントの消費を最小限に抑えつつ、比較的万全な環境で戦いやすいと思います。
4-5 δエリア
δエリアは、「中央部・南部」に該当します。敵湧き飛行場がないため比較的安全なエリアです。
60.9万の補助ネイト(F9)がいます。指揮部エリアから近い位置であるため、重装支援を取り付けやすく、撃破難易度はdeathstack敵の中で最も低いです。Deathstack部隊についてはやはり参考チャートに合わせるのが一番確実ですが、M4EX部隊(空挺で北西エリアに飛ぶ前に撃破)やG36c部隊で撃破するケースが多いと思います。
5. 実際の編成例
ここまで「ランキングでどのような人形が使えるのか」「編成した部隊をどのエリアで使えば良いのか」という話をしてきました。次は、実際にどういった編成が先行鯖では使われたのかという実例を紹介します(概ね私がここまでに説明した人形が、編成の大部分を占めていると思います)。今回は先行鯖の動画や編成を模倣しやすいランキングなので、迷った時は自分が参考にする動画と同じ編成を使っておけば確実です。
初中級者の指揮官は、空挺妖精の数をここでは考慮しなくて良いです。というのも、空挺デバフの状態でも戦闘出来る部隊ならば、他の妖精を付けても問題なく機能出来ると分かるからです。
又、EN鯖指揮官はG36c(MOD)が不在の環境でランキングを行いました。ドルフロではきちんと実装されていますので、必ず使用しましょう。CNやTW等の純先行鯖の編成が参考になると思います。
★Randomqwerty(EN鯖3位 / 多神教)
※EN鯖プレイヤーはM26-Massのバグ(現在は修正済み)を利用しているので、後発鯖のJPプレイヤーの皆さんは参考にしないで下さい!
★CosmicArcher(EN鯖4位 / 人形一神教)
★秋水Ameth(CN鯖1位 / 多神教)
★花未眠(CN鯖1位 / 多神教)
★葡萄前進(TW TOP10 / 人形・妖精一神教)
★サイ期ノ屑(CN in 100 / 人形一神教 / 3重装)
★Kafkasub(TW 2% / 人形妖精一神教 / 1空挺 / 3主力7ダミー4重装)
・1-3ターン目
・最終ターン(生声入っているので注意!)
6. どのような装備を採用すべきか
純先行鯖と違って、日本鯖では第2期新装備がある状態で、静止点を迎えています。そのため、ランキングにおける装備選択が純先行鯖のものと異なっており、少し複雑になっています。銃種・人形毎の推奨装備を下にまとめていますので、参考にしてみて下さい。EN鯖に関しては、日本鯖と装備環境が同じなので、そちらを参考にしても良いです。
※以下の画像内容は、執筆者であるKafka86の私見ですので、ご注意下さい
今回のランキングも高装甲の後方敵はいないため、RFは全員狙撃弾を装備させた方が良いです。数が足りない場合は、通常の徹甲弾でも問題ないですが、特にぺこらとHS.50は狙撃弾を装備させる優先度が高いです。
又、上の画像には載っていないARのチップ選択については、以下の画像を参考にしてみて下さい(こちらも私見の塊なので注意)。
7. 重装部隊は何部隊使用すべきか
今回のランキングで使用する重装数は1~4だと思われます。そして、結論を言うと、重装数についても、自分が参考にするチャート(動画)に合わせるのが最も無難です。下に使用重装数と順位帯の関係性(の一例)を示す画像を置いておくので、良かったら参考にしてみて下さい。
動画等に飛びたい方は以下のリンクからお願いします。
使えそうな重装は以下の通りです。
Mk153は、基本的に目指す順位帯に関わらず、多くの指揮官が使用すべき重装です。優秀な破防能力とスキル、そしてBGMやAT-4と異なり、射程が「3」であることが大きな強みです。
2重装以上を使用する場合は、2B14やAT-4のような戦闘補助能力の高い重装部隊を使用するのが特におススメです。4重装を使用する場合の残り1枠は、割と何でも良いと思います(一番育成が進んでいる重装を使うのが無難です)。
追記(5/7)
静止点のイベント直前に戦区が来たので、複数重装部隊を使用する指揮官については、PP-93も使える重装となります(但し育成がある程度終わっている指揮官に限ります)。2B14等と並んで、特にSRネイト戦での活躍が期待出来ます。
【余談】(読み飛ばしてOK)
静止点の第3ランキングは、14部隊まで出撃させることが出来ますが、これは重装部隊も合わせて14部隊ということです。そのため、重装数を増やすほど戦闘部隊の数は減少し、重装数を減らすほど戦闘部隊の数が増えます。そして、重装数が多いほど敵との戦闘が楽になる反面、その分スコアの期待値は下がるという関係性です。つまり、初心者ほど多く重装部隊を使用し、高いスコアを狙う上級者ほど重装の使用数を減らしていくというイメージです。
8. 妖精のあれこれ
8-1 Overview
前回の回帰定理に比べると、空挺妖精の使用数がランキングスコアに与える影響は少し小さくなったように思います。中位以上のランカーの感覚から言うと、モリドーガチャによって左右される得点量がどうしても大きくなるからです。そのため、運が良ければ、1空挺チャートで8空挺チャートよりも高い得点を出すといったことも十分に考えられます。とは言え「運量が等しい」と仮定すれば、使用する空挺数が多いチャートの方が高い点数が期待されるという点はいつもと変わりありません。
一方で、in10%ラインであれば当然空挺の数は「1」で十分です。何なら空挺デバフ戦闘をする必要すらありません。下位ランカー以下の感覚からすると、今回のランキングは戦闘の難しさという部分が順位帯を分けます。そのため、低星の空挺妖精を使うよりは、魔女妖精や狙撃妖精、守護妖精等の戦闘に寄与してくれる妖精を積極的に採用していくことが肝要だと個人的には思います。
8-2 空挺妖精は何体使用すべきか
標題に対する結論としては、結局のところ重装部隊と同じです。つまり、自分がランキングで目指す「〇%(位)」という目標によって、使用するべき空挺妖精の数が変わります。そして、最終的には自分が参考にする動画(チャート)と同じ数だけ空挺妖精を使うのが最も安全且つ確実です。例によって下の表を参考にしてみて下さい。
一応強調しておきたいのは、in 10%~in 5% 程度までであれば、G36c部隊とM4部隊と1SGRFの3部隊だけで達成可能であるということです(Kafkasub TWチャート参照)。空挺×1もダミー部隊で使用するので、★1で十分です。禿げ上がるほどストレスが溜まるモリドーガチャも実質ないです。
各チャートの動画へ飛びたい方は、以下のリンクからお願いします。
自分で言うのもアレですが、赤字のKafkasub TWチャートはかなりお手軽なので、特にオススメしたいです。Mk153のレベルも60程度ですし、育成全然終わってない……という指揮官でも、件のG36c部隊さえ編成出来れば、参考に出来る部分は結構あると思います。またJP鯖でも静止点が始まったら、上記チャート(動画)の易化verを投稿出来たら良いなと思っています。そちらの動画も参照したい方は、(https://mobile.twitter.com/kafka_jp_8698)をフォローしておくと良いかもしれません。
8-3 どのような妖精を採用すべきか
最後に、結局のところどのような妖精を使用するのが良いか、という話をします。上位ランカーを目指している指揮官は殆ど空挺妖精で埋まるので、読まなくて良いかもしれません。とりあえず、下の表でBランク以上の妖精を選択すれば、大きな失敗にはならないと思います。
戦略の根幹部分に直接影響を与えるSランクを除いて、基本的に「火力」を沢山盛れる妖精、(SG環境なので)「装甲」を盛れる妖精、特殊技能で戦闘に大きく寄与する妖精あたりを高評価しています。
Aランク以上に位置する妖精は、これらの評価基準を高い水準で複数満たしている場合が多いです。
(A-1)魔女妖精・海辺妖精
高火力バフ+特殊技能。初中級者の指揮官は、魔女妖精はG36c部隊のテンプレ部隊に付けたいです(スキル10推奨)。魔女妖精は最も部隊DPSを期待出来るので、Aランクの中でも1つ頭が抜けているかもしれません。
(A-2)応援妖精
スキル込みで高水準な「火力バフ+装甲バフ」を見込めます。
(A-3)火箭妖精
高い装甲バフに加えて、スキルによって64,1万ヴィシュヌやRPK等の強敵戦闘や空挺デバフ部隊による厳しい戦闘を補助出来ます。スキルレベル10を強く推奨。
(A-4)守護妖精・狙撃妖精
守護妖精はスキル込みで「火力バフ/被ダメージ軽減/吸収盾」という隙のない優良バフが強力です。61,3万SMGネイトを撃破する時に使うと、Deathstackの難易度が大きく下がるので、採用する余裕があればおススメです。
狙撃妖精は、バフは並であるもののスキルによる戦闘補助が非常に強力です。装甲バフが高いことも評価ポイント。
Bランクの妖精は、どれか1つの評価基準を高水準で満たしている妖精が多いと思います。装甲妖精は名の通り装甲バフ、指揮・砲撃・勇士妖精は火力等のDPSに貢献するバフの面で各評価項目を高い水準で満たしてます。
Cランク以下の評価付けはかなり適当です。最低限の火力バフや装甲バフが期待される妖精はここに分類されると思います。
挑発妖精と双子妖精は、妖精バフ値が全体的に低く、頼みのデコイスキルもハンニバルやヘビーガンナーに一瞬で溶かされることが多いため、このランク付けになっています。もし使用する場合は、敵が比較的弱い東エリア(γエリア)用の部隊で使用するのが無難だと思います(勿論、Deathstackとかには不向き)。