かふかのドルフロ・少前攻略

主に初心者~中級者のドルフロ指揮官を対象として、イベント攻略や新規コンテンツに関する記事を作成しております。

縦向歪曲 編成ガイド-第2ランキング

本記事の他にも縦軸歪曲ランキングに関する記事を幾つか執筆しています。良かったら、参考にしてみて下さい。

 

【縦向歪曲ランキング総合ガイド】

 

(1)進行システムガイド
「ランキングの進め方」や「第1ランキングと第2ランキングの関係性」について説明
https://kafka8698.hatenablog.com/entry/2023/09/15/173023

 

(2)第1ランキングガイド
第1ランキングについて解説
https://kafka8698.hatenablog.com/entry/2023/09/15/063320

 

(3)基本ガイド-第2ランキング
ランキングの基本的な仕様やギミック、各エリア区分を解説
https://kafka8698.hatenablog.com/entry/2023/09/15/173131

 

(4)編成ガイド-第2ランキング
ランキングでオススメな編成や人形について解説。
https://kafka8698.hatenablog.com/entry/2023/09/15/173110

 

(5)新規敵・Bossガイド
ランキングに新しく登場する敵やBossの情報・攻略法を解説
https://kafka8698.hatenablog.com/entry/2023/09/15/173045

 

(6)参考動画集
各スコア・順位目標に対応したオススメの参考動画を紹介
https://docs.google.com/spreadsheets/d/17-Pj_DlZtrW7bxAPsXRYV3gbKS99lBrNcFX8_K27Ask/edit

 

(7)第2ランキングdata集
ランキングの湧き敵/初期敵、上位チャートのスコアテーブルや使用可能部隊例について掲載
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1fQw3Pf0UdPcwJKHKQFbQ7XY3MpGACIpYRU_JzC5-6dc/edit?usp=drive_link

 

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大体「in 10%~50位」くらいを狙う指揮官を対象として、大雑把に書いてます。上位ランカーを狙う指揮官にとっては参考にならないと思いますので、見ない方が良いです。

 


この記事では「編成」の話を中心にします。

「ギミック等の基本情報」や「敵・Bossの話」は最低限しか扱いませんが、ある程度これらの情報や知識を持っていた方が、内容が頭の中に入ってきやすいと思います。特に「新規敵」に関する知識は「編成」の話とも関連があるので、冒頭に貼っているリンク先の文書を読んで、イメージを掴んでおくと良いかもしれません。

※Boss(エゴール)の話は、攻略法を含めて以下の新規敵・Boss解説の記事で行っています。

 


◆敵ガイドリンク

 


又、オススメのランキング動画を集めた「参考動画集」の記事も載せておきます。長たらしい文章なんていちいち読んでいられないという指揮官は、そちらの記事内で共有している動画を参照して下さい。

 


◆参考動画リンク

 


【逃亡聖詠】

【夜戦、5ターン、戦闘部隊×10、重装部隊×4、融合勢力「解禁」】

今回のランキングは2つあり、最終的に第2ランキングの最高得点がスコアボードに掲載されます(第1ランキングの得点は合算されない)。本記事では最も攻略難易度の高い第2ランキング(逃亡聖詠)に絞って、編成関連の解説を行います。前回の静止点とは異なり、鉄血部隊が使用可能であり、戦闘部隊とは「別枠で」重装部隊を最大4部隊まで出撃させることが可能です。前回のランキングに比べると、平面的なランキングの攻略難易度は少し下がったと言えるでしょう。

 

ランキングMAP

はてなブログにより画質が制限されています。
高画質verを見たい方はdata集(スプシ)参照

雰囲気指揮官のための第5期正規軍敵まとめ



 

★目次

 


1.どのような編成を用意すべきか-Overview

指揮官によって、最適な部隊構成は変わってくると思いますが、大まかな目安を下に挙げておきます。各指揮官の目標に応じて、適切な部隊構成を選択しましょう。大雑把なイメージとして、「少しでも高い得点を取りたい」という指揮官ほどグリフィン部隊を多く使用し、「得点は下がっても良いが戦闘で楽をしたい」という指揮官は、強力な鉄血部隊を積極的に編成した方が良いです。

編成内容については、あくまで「例」or「目安」です。
複製している指揮官は、Scarやスオミ等もっと使用人形が偏ると思います

 

★グリフィン部隊:7〜9部隊

・新生MGSG部隊: 1部隊

・M4エグゾディア部隊: 1部隊

・G36c +リベロール部隊: 0~1部隊

・ Scar姉妹部隊: 1部隊〜

・漢陽エグゾディア部隊: 0〜1部隊

・MP姉妹+スオミ部隊: 0〜2部隊

HGRF, SMGRF部隊: 残りの部隊(KarとかNTWが特におススメです)


★鉄血部隊: 1〜3部隊

スケアクロウ部隊: 1部隊

・魔女イントゥルーダー部隊: 0〜1部隊

アルケミスト部隊: 0〜1部隊

 

 

2. どのような人形を採用すべきか

(2-1)グリフィン部隊

★SG

今回のランキングでは、新規敵であるMGキュクロープスのせいで、 SGを多用することは難しいです。

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MGキュクロープスは破甲性能(装甲を一定値無視するステータス)が非常に高く、上の動画のように、SGは一瞬で溶かされてしまいます。通常のHGやSMGに関しても、 MGキュクロープスとの相性が良いタンク人形は少ないですが、SGよりも回避値が高く、アタッカーに多量のバフを盛ることが出来ます。こう言う訳で、今回のランキングでは基本的にHGや SMGをタンク役として起用することが多いです。

しかし、一部のSGに関しては、MGキュクロープスとの相性不利があって尚、採用する価値があります。前置きが長くなりましたが、tier表を見ていきましょう。

 

LTLXは説明不要ですね。シンプルですが、スキルの吹き飛ばしが強力です。又、吹き飛ばしと同時に、オルトロスやイージスSWAP、ミノタウロスが展開する吸収盾や防御状態を無効化することが出来るのも非常に魅力的です。しかし、SGの枠組みからは外れていない以上、やはりMGキュクロープスは苦手です。戦闘の際は重装部隊の支援を取り付けたり、別の人形にタンキングさせた方が良いと思います。


続いてSPAS-15です。一言でまとめると、SPAS-15はMGSG部隊を大幅に強化してくれる人形です。

一応スキルについて簡単に説明しておきます。部隊の中にMGがいると1ポイント、SGがいると2ポイント加算されます。そして、このポイントの合計値に応じて、SPASのスキル内容は変動します。

今回のランキングでは、合計ポイント値を「6~7」に調整する構成が多かったです。が、個人的には「8以上」の構成にしても悪くないと思います。迷ったら参考にする動画と同じポイント数(構成)にするのが一番安全です。


具体的な使用方法としては、M240L、空挺妖精と組み合わせて使用することが多いです。

コルトウォーカーはP22やMk23、MG4はKordで代替出来ます

上記編成は先行鯖で多く使用された編成で、1ターン目に空挺デバフ状態で飛行場整理を行います。後述しますが、M240LはMGSGに罹っている空挺デバフ状態を除去するスキルを持っています。そのため、 MGSG部隊を大幅に強化出来るSPAS-15はシナジーがあり、これらの人形・妖精と一緒に編成されることが多いという訳です。

 

FO-12は、攻撃面で優秀なSGで、スタック累積後にヒドラのような攻撃力の高い敵を確殺出来るのが強力です。又、2SG編成時には攻撃が必中になるので、夜戦による命中デバフを無視出来ます。ノックバック率が上昇することも地味に偉いです。但し、基本的にSGが不遇な今回の環境下で、FO-12の能力を最大限に引き出すために「2SG編成」を採用するのはややリスキーな面があると思われます(私見)。使い所が少し難しいので、初中級者の方は、Aランク以外のSGを使わない方が無難です。

 

Novaは、夜戦時でもMGの命中値を大幅に盛れる点が良いです。というのも、通常の命中バフは「乗算」という形で適用されますが、NovaのMGへの命中バフは夜戦命中デバフの計算後に「加算」の形で適用されるからです。とにかくNovaとMGを組み合わせて使えば、夜戦でもMGの攻撃が敵に沢山当たるようになるということです。

又、Novaはbugによって毎秒自身にも吸収盾を付与することが出来ます。緑ウーランやイージスSWAP等、吸収盾が有効な敵はいますので、この点も評価理由です。しかし、「あくまで他のSGよりはマシ」なだけで、SG不利環境の中でNovaを有効活用するのは少し難しいです。初中級者の方は使用しないのが無難です。

 

★RF

RFは今回のランキングで最も汎用性のある(無難な)アタッカーです。MGキュクロープスやケリュネィスSWAP等、厄介な後方敵が今回のランキングでも登場するので、後列敵を優先的に攻撃出来るRFはやはり重宝されます。

コイオスやリカオンも該当しますが、
あまりに後方に配置されていてRFでも攻撃が届きません…

こういう訳で、編成に迷った時はとりあえずRFをアタッカーに据えるのが無難です。tier表を見てみましょう。

 

 

■SランクRF

Sランク帯のRFは持っていたら、必ず採用するべきです。複製している場合、2体目以降を採用をしても良いです。

 

①Scar-H

Scar-HはARのScar-Lと組み合わせることで、非常にDPSに優れた部隊を作成出来ます(詳しくは後述-★強力な特殊編成・テンプレ編成参照)。

 

②Kar98k(MOD)

Kar98kは、専用装備を装備すると、カルカノ妹のように非常に高倍率(会心が乗れば45倍程度)の竹槍攻撃を行うことが出来ます。しかも、竹槍は2発あるので、NTWのような雑魚敵処理もこなせます(1発目の竹槍で敵が死んだ場合、自動的に2発目の照準を切り替える)。1点注意しなければならないのは「ターゲティング」です。第1スキルの竹槍は、「今現在Karが射撃をしている敵」に放たれます。そのため、事前にターゲットリセットを通じて攻撃対象を変更すれば、竹槍のターゲットを変更することが出来ます。

Karのスキルターゲティングのイメージ

竹槍スキルを意図的に変更(後方敵に当てる)手順

この仕様を知っていれば、ある程度狙いたい敵に竹槍を撃ち込むことが出来るので、非常に便利です。

 

③漢陽88式(MOD)

漢陽88式は、やはり「長射程貫通攻撃」×「夜戦時の高倍率攻撃」が優秀です。スキル発動中は「移動速度」が大幅に上昇するので、部隊移動を強いられるコイオス戦や緑ガンダム戦の適性が高いです。更に、通常のRFでは攻撃が届かないテュポーンやコイオスに対して攻撃が出来ます。

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コイオスや緑ガンダムは射程が非常に長いので、これらの敵の元まで、部隊が歩く必要があります(ドリーマーみたいな感じです)。厄介なことに、部隊移動の最中でも、向こうは容赦なく攻撃してくるので、移動の時間が長ければ長いほど、部隊の被弾量は多くなります。普通のRFだと足が遅いので、移動中にタンク役が死んだり、運が悪ければアタッカーのリンク数が落ちたりするのですが、漢陽88式は足が早いので、「移動中の無意味な被弾量」を減らせると言う訳です。

※動画では私のコントロールが下手で、あまり漢陽の足の速さを活かせてないです()

又、上記動画のコイオスやテュポーンは配置がいやらしく、1回目の部隊移動後でも、通常のRFでは攻撃が届きません。その点、漢陽88式はスキル中の長射程貫通攻撃がこれらの遠方敵(=コイオス, テュポーン)にも刺さるので、早期段階で厄介な敵を処理出来るという訳です。

おすすめの部隊編成例については、「強力な特殊編成・テンプレ編成」の項でまたお話しします。

 

■AランクRF

 AランクRFも、SランクRFと同様に持っていたら是非使いたい人形です。ただし、複製されているケースは少なく、2体目以降を採用する指揮官はあまりいないという印象です。

 

①NTW-20(MOD)

個人的には、S一歩手前の「A+」くらいのランクかなと思っています。NTW-20はスキルの竹槍によって、厄介な後方敵を連鎖的に効率良く撃破することが出来ます。ケリュネティスSWAPやMGキュクロープスは、体力が低めに設定されているので、NTWのスキルでターゲティングされることが多いのです。

更にNTWの強みは、開幕CTの早さです。第2期新装備の「側距儀」によって、開幕CTが80パーセント削減されます。

実質NTWの専用装備みたいなものです

戦闘開始後、大体1.4s後には竹槍を撃てるので、MGキュクロープス等に何もさせずに瞬殺することが出来ます。ケリュネティスSWAPと異なり、MGキュクロープスは人形コントロールによって敵側の攻撃を遅延させることが基本的に無理なので、開幕速殺出来るのは非常に有難いですね。

1つ注意したいのは、オルトロスです。オルトロスは接敵時に強制的にダメージを1にする防護壁を展開するので、竹槍のターゲット先がオルトロスになる場合は、防護壁が外れるタイミングで上手く竹槍を当てることが肝要です。オルトロスの吸収盾の持続時間は6s程度です。NTWには、スキル発動時に照準を定める時間として1秒間のディレイが入るので、オルトロスの吸収盾展開から5秒ちょっと経ったくらいにNTWのスキルを手動発動すると丁度良いと思います(そもそもNTWの竹槍照準が別敵になる場合は特に何も考えずにスキル最速発動です)。

 

②XM3(MOD)

XM3は、強力な射速型夜戦RFです。又、ターゲティングが特徴的で、体力の低い敵を優先的に攻撃します。ケリュネティスEXやMGキュクロープスのような撃破優先度の高い敵は体力が低い傾向にあるので、XM3のターゲティングは今回のランキングに刺さってますね。

 

③OBR(MOD)

OBRは、XM3と同様に、ターゲティングが特徴的な射速型RFです。XM3が体力の低い敵を優先的に攻撃するのに対して、OBRは最も火力の高い敵を優先的に攻撃します(撃破優先度の高いヒドラを狙う場合が多いです)。加えて、通常攻撃を3回行う毎に敵に追加ダメージを与えるという第2スキルを持っているので、追加ダメージを与えるスパンを短縮するために、OBRには射速を盛った方が良いです(最大でも「射速≦116」になるように調節推奨)。又、ターゲティングの都合上、火力値の高いヒドラを狙うことが多いので、破甲180の通常の徹甲弾を装備させた方が良いです(ヒドラは装甲300前後あります)。

 

■Bランク以下のRF

基本的に使えるRFですが、実際にランキングで使用するか否かは、指揮官によって変わってくる印象です。全ての人形にコメントするのは大変なので、私の方でいくつかピックアップして説明していきます。後、Cランク帯以下の評価付けはかなり適当なので注意。

 

①劉ライフル(Bランク帯)

無難なRFで、前列敵・後列敵の撃ち分け(攻撃切り替え)が出来るのが魅力的です。又、新規敵のガンダムと相性が良いです。緑ガンダムのスキル(連続爆撃)は、部隊内で最も体力の低い敵を対象とします。劉ライフルの分身は体力が低く設定されているので、この緑ガンダムのスキル攻撃を肩代わりしてくれることが多いです。

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又、実用性は不明ですが、ゾンサガコラボの妖精「コッコ君」と非常に相性が良いです(劉の分身が「場にいる味方ユニットの数」にカウントされるため)。

※劉の場合は「4人分」

 

②リーエンフィールド (MOD)(Bランク帯)

評価が少し難しい人形です。純粋な人形スペックは非常に高いのですが、今回のランキングに取り分け刺さる性能をしているという訳ではないので、個人的にはB+くらいの評価です。部隊リーダーの時とそうでない時(隊員時)で、スキルの内容が変わってきますが、基本的には隊員枠に入れて、射速自バフスキルにしておくのが無難です。リーエンフィールドのスキルは第1・第2スキル共に、彼女の「陣形バフ上」に味方人形が多く乗っているほど良いので、部隊編成の時は気をつけて下さい。例えば下の画像のような感じです。

※李の陣形の話はあくまで「戦闘中」の話になります
(初期陣形の時点で李の陣形上に3体乗っている必要はないです)

 

③リコ(Bランク帯)

スキルの開幕CTが早く、更に「中倍率/範囲攻撃」なので、MGキュクロープスやケリュネティスSWAPのような、厄介な後方敵の速殺が得意です。陣形バフの形状が強力なのも魅力的。

 

④56式半(Cランク)

リンク数の少ない敵を優先して攻撃するので、撃破優先度の高いヒドラをよく狙ってくれます。その反面、5リンクのMGキュクロープスやケリュネティスSWAPを中々狙ってくれないこともあるので、時々ポンコツになります(私の使い方が下手だっただけかもしれない)。DPS自体はかなり高めなので、基本的には無難なRFだと思います。

 

⑤KSVK(MOD)(Cランク?)

執筆者の推し人形なので、ちょっとだけ恣意的な評価をさせていただいているかもしれません。ご注意下さい。

KSVKは基本的に敵にデバフを付与出来る「人形/妖精/重装」等と組み合わせて使います。範囲攻撃なので、MGキュクロープス等をまとめて(他の敵に巻き込んで)処理出来ることがあります。基本的に前衛の敵から狙うので、後方敵処理が上手くいかない時がありますが、2B14やPP-93のような火力特化型の重装部隊の支援を取り付けたり、相方のRFに処理して貰えば解決出来ます、多分。因みにKSVKには幸運効果があるという研究があり、私が運良く台湾鯖で3位を取ることが出来たのは、KSVKを2体採用したからだと確信しております。

冗談(冗談ではないのですが…)はさておき、特に下画像の編成が低コストの割に強くておすすめです。1〜2修復で最後まで戦い抜けました(右側エリア)。簡単なdeathstackもこなせます。

私的推薦部隊(1/4くらい贔屓)

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⑥カルカノ妹(Cランク)

かつてドルフロ・少前ランキングで栄華を極めたカルカノ妹ですが、今回のランキングでは採用率が低いです。その理由は、ずばり「緑ウーラン」です。緑ウーランは体力が非常に高いので、カルカノ妹の竹槍スキルの対象に選ばれることが多いのですが、緑ウーランは「エリート敵」なので、スキル攻撃倍率が3倍まで落ち込んでしまいます。つまり、緑ウーランが敵編成にいると、その瞬間カルカノ妹はただの無力なRFになってしまうということです。逆にこれを反対解釈すれば、相手編成に緑ウーランがいなければ、依然としてカルカノ妹は強力です。βエリアは緑ウーランが飛行場から湧いてこないので、カルカノ妹を部隊に編成する時は、部隊使用エリアをβエリアに限定しましょう。

βエリアでは緑ウーランが湧かない!

 

⑦M200(Dランク)

夜戦で力を発揮出来るRFですが、スキル発動中のターゲティングが今回のランキングにあまり合っていません。スキル発動中は常に最後方の敵を狙うので、途中までMGキュクロープスを狙っていたのに、緑ウーランが射程内に入った瞬間そちらを狙い始めるといったことが考えられます。

 

 

★MG

今回のランキングは、装甲値が高い敵が多く出現するので、「破甲値+500」のSLAP弾を装備出来るMGは他銃種にはないアドバンテージを持っています。又、「夜戦環境」ではあるが故に命中の面で厳しいと思われがちですが、全体的に敵の回避値はやや低めであり、更に味方NPC「PKP」のギフトによって、夜戦命中デバフを部分的に軽減することも可能であるため、MGの採用は悪くないです。しかし、緑ガンダムやコイオス等、部隊移動を強いてくる敵も多いので、足の遅いMGが大きなマイナスとなる場合も少なくないです。又、RFのように厄介な後方敵を確定的に狙えないので、その点でもRFに劣後します。従って、使いこなす自信がないのであれば、例外的に強力なMG(部隊)だけを使用することを推奨します。

使えそうなMGを並べてみました。

M240Lは、今回のイベントで掘ることの出来る新規人形です。非常に強力なので、余裕のある方は複数入手しておいても良いでしょう。

M240Lは、自分が部隊リーダーである時、部隊内のMGSGにかかっているデバフを除去することが出来ます。この除去出来るデバフの中には「空挺デバフ」も含まれています(なんで???)。このデバフ除去効果は、M240Lがリーダーである時しか発動しないので、彼女を編成する時は必ずリーダー枠に置いて下さい。又、M240Lは自身のスタックが100(最大)になった時、攻撃が「必中」になりますので、命中問題を心配しなくても良いです。ここまで多才だと、MGの皮をかぶった別の何かですね。

先行鯖では上の編成がよく使われました。M240Lのおかげで、空挺デバフを無視しながら敵と戦闘出来るので、1ターン目に右側のエリアに飛んで、Deathstackを担当することが多かったです。

※PKPルートです

 

MG4Kordは、上記M240L編成でM240Lの相方として使用することが出来ます。ランク差があるように、MG4の方がKordよりも優秀です。あくまでKordはMG4がいない(育ってない)指揮官の代案という感じですね。又、ランクには載せていませんが、一応「花園ゆりね」もMG4の代わりに使用することが出来ます。

 

MG338は、スオミ+MP姉妹」の特殊編成で、アタッカーとして使用するのが良いです。

スオミMP姉妹SMGでありながら、割合ダメージ攻撃によって敵に多量のダメージを与えることが出来ます。そのため、「ダメージ貢献度が部隊内で1番になるまで、リロードなしで無限に射撃し続ける」というスキルを持っているMG338と相性が良いです。

又、MG338のターゲティングは、「火力の高い敵から順番に攻撃する」という特殊なものであり、ヒドラやケリュネティスSWAP等の撃破優先度の高い敵を狙ってくれます。尤も、この編成はコストとコントロールの難易度が高いので、初中級者にはあまり向かない編成だと思われます(私見)。

 

MG3は、「加算」による命中自バフを持っているので、他MGよりも夜戦命中デバフの影響を受けにくいです。吸収盾貫通を持っているので、緑ウーラン等との相性も悪くないですが、ターゲティング自体は普通のMGと同じ(=確定的に後列敵を狙うことが出来ない)なので、基本的にターゲティングに優れたRFを使った方が無難という話になりがちです。

 

★HG 

使えそうなHGは大体このような感じです。他の銃種と違って、実益に乏しいので、ランク付けは行っていません。その代わりに「〇〇パーツ」という形で、強力なアタッカー毎に相性の良いHGをまとめてみました。

 

①M4パーツ

①M4スキルのCTを短縮出来る「ウェブリー」 

②バフ倍率が高い「コリブリ」 

③移動速度upのある「キャリコ」

この3体が特に重要です。但し、キャリコについては他部隊でも重宝されるので、複製していない指揮官は無理にM4部隊に編成しなくても大丈夫です。

又、バフ倍率が(M4にとって)一級品とは言い難いですが、ウェルロッドP22も良いHGです。これらの人形は、吸収盾やデコイ盾のような防御面で他HGよりも秀でており、特に厄介なコイオスを相手取る時に心強いです。

 

②Scarパーツ

DPS最強のScar姉妹ですが、実は火力バフとの相性が良くないです。そのため、画像にあるように会心ダメージ/会心率」「射速」「敵被ダメ率」を盛ることの出来る人形と組み合わせるのがおススメです。細かいことは「★強力な特殊編成・テンプレ編成」の項で改めて説明します。

 

③漢陽パーツ

M4編成と使用するHGが似通っているので、
コスパ低めの編成を掲載しております

射速吸収盾を盛れる人形と特に相性が良いです(コイオスとの戦闘が多く想定されるため、吸収盾スキルと相性が良い)。又、漢陽を部隊リーダーに設定した上で、ウェブリーのスキル(=リーダーのスキルCT短縮)を使用することで、漢陽88式のスキルクールタイムを0に近づけることが出来ます。キャリコは移動速度upスキルを持っているため、コイオス戦で有用ですが、数多くのテンプレ編成で重宝されるため、無理に漢陽部隊に編成しなくても良いです。

 

④M240Lパーツ

前に紹介したM240L空挺部隊です。この部隊は「空挺デバフ状態でβエリアのヒドラ(Deathstack)と戦闘させる」という使い方が多いので、バフ倍率の高いHGを採用しなければなりません。最適解はバフ倍率が最も高いコルトウォーカーです。本部隊については「★強力な特殊編成・テンプレ編成」の項で、改めて説明する予定です。

 

⑤火力デバフHG

①〜④とは少し毛色が違いますが、一緒に紹介しておきます。火力デバフHGは、敵の火力を一時的に下げることで、タンク人形の負担を軽減することが出来ます。雑に使っても悪くないですが、スオミMP姉妹等「タンク/アタッカー」の両方をこなせるSMGと特に相性が良いです。ZiPを使う時は、ZiP以外の「ダメージ貢献度が低い人形」をリーダーに設定することを忘れないで下さい(リーダーのステータスも敵と一緒にデバフされるため)。

懸念点として、火力デバフHGは通常のバフHGに比べると、火力を盛ることが出来ないので、アタッカーが火力不足になりがちです。今回のランキングは、装甲値の高い敵が多く出現するので、「敵の装甲が抜けなくて部隊壊滅」ということが起きないように注意して下さい(特に空挺デバフ時)。

 

★AR

今回のランキングは、ヒドラやイージスSWAP等、高装甲の敵が多く出現するので、RFやMGのように破甲能力を持たないARは基本的に使いにくいです(特に射速型ARの使用は絶望的です)。しかし、一部の(火力系)ARについては、編成次第では十分活躍出来る機会がありますので、紹介しておきます。

 

Scar-LはRFのScar-Hと組み合わせることで、非常にDPSの高い部隊を作成出来ます。チップ装備の選択が少し難しいです。詳しくは「★強力な特殊編成・テンプレ編成」の項で改めて話します。

 

M4A1は、ほぼ全ての敵を撃破することが可能なので、今回のランキングでも「M4+4HG」の形で活躍します。LTLX等のSGを一緒に編成しないケースが多いのは、SG殺しのMGキュクロープスが多く出現し、コイオスや緑ガンダムのような部隊移動を強いる敵がいる(SGは足が遅い) ためです。

HGに関しては、前述したように、

①M4スキルのCTを短縮出来る「ウェブリー」 

②バフ倍率が高い「コリブリ」 

③移動速度upのある「キャリコ」

の3体が特に重要です(キャリコについては、別部隊使用なら、編成しないケースもあります)。残りの枠に関しては、部隊用途や人形の育成状況を勘案して、下の「M4パーツ」から選ぶと良いです。

 

AK-15、リベロール、AsValに関しては、静止点ランキングのように、テンプレG36c部隊の中で一緒に使われることが多いです。

このG36c部隊は、個々のARの火力が高く、更にリベロールによって部隊DPSが底上げされていますので、高装甲敵が多く出現する今回のランキングでも十分に活躍出来ます。先行鯖ではγエリアを担当し、強敵の49万コイオスを撃破させることが多かったです。

★マークのマス上にいるのが49万コイオス(強)

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9A91「専用装備がフルセットである場合」に限り、採用しても良いです。基本的なスペックはAsValと殆ど同等で、スキル発動中に関しては高装甲敵であっても普通にダメージを与えることが出来ます。とは言え、AsValやAK-15等の強力なARをG36c部隊で既に採用している場合、9A91の相方アタッカーを探すのが少し難しいので、多くの指揮官は使わない方が無難かもしれません。

 

RFBは、やはり「ARでありながらスキル発動中は後列敵を優先的に攻撃出来る」点が評価されています。しかし、今回の敵はいつもより装甲が高めに設定されているので、「破甲能力を持っているRFで良くない?」となります。使えないことはないですが、編成難易度は高めです。G36c部隊のアタッカーとして考えた場合でも、今回に関してはRFBよりAsValを採用した方が無難だと思います(私見)。

 

G11は単純な火力ステータス不足、グローザは同型のAsValや9A91の方が能力的に良いので、Dランクに置いてます(採用例はあまりありません)。

 

 

SMG

今回のランキングのメインアタッカーは「RF」なので、一見すると陣形バフ相性の悪いSMGは採用すべきではないように思われます。しかし、「耐久性」という点では、全銃種の中で最も期待出来ます。一部のぶっ壊れSMGは勿論、フォースシールド等の一軍ではないSMGが使用されたケースも少なくありません。

 

スオミは、今回のランキングで最も優れたタンク役人形です。破格の吸収盾展開能力、デバフ解除・付与、被ダメージ軽減といった手厚い防御スキルに加え、更には割合ダメージによって攻撃面でも戦闘に貢献してくれます(なんとBossであるエゴールを単騎で撃破出来ることが出来ます)。又、デバフ解除は、スオミ自身が罹患している「空挺デバフ」も対象となりますので、空挺妖精のスキルで飛んだ後でも性能が落ちません(M240Lの場合と異なり、スオミ以外の人形は依然として空挺デバフ状態なので注意)。

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現環境下においては、★6MODの中で最も複製する価値のある人形であるため、本ランキングで複数使用しても良いです。具体的な使い方は沢山ありますが、RF部隊のメインタンクにしても良いですし、MP姉妹+デバフHG等と組み合わせて変則的に編成しても良いです(後者はコントロール難)。

※RFとHGの選択は一例です

MP姉妹はコントロールが難しいの上級者向けです

MPLは、吸収盾付与のスペシャリストです。同じくスペシャリストであるスオミが自身に多量の吸収盾を付与するのに対して、MPLは味方全体に短いサイクルで吸収盾を付与してくれます。繰り返しになりますが、今回のランキングは、コイオスやイージスSWAP、緑ウーラン等「リンク攻撃」を行なってくる敵が多いです。そのため、リンク攻撃に対して有効な防御手段である吸収盾を付与出来る人形は偉いです。MPLは、吸収盾を付与出来る人形の中で最も優秀であるため、Sランク評価となっています。姉妹であるMPKと一緒に使用しても良いですが、MPLに関しては部隊に単独で編成しても十分強いです。

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唯一の難点として、アタッカーに対してDPSに関係するバフをあまり盛れません。その結果、アタッカーが火力不足になり、高装甲敵(ヒドラ等)に有効なダメージを与えられなくなるケースもありますので、ご注意下さい(特に空挺デバフ時やARをアタッカーとする場合)。

 

MPKは、一定範囲内にいる敵に「割合ダメージ」を与えられる人形です。MPLと組み合わせることで、割合ダメージを与えられる範囲を拡大することが出来ます。そのため、必ずMPLと一緒に編成しましょう(MPLのように単独で使用することは出来ません)。又、MP姉妹だけだと、防御面に不安があるので、先行鯖ではスオミと組み合わせることも多かったです。

CN1位 秋水Ameth氏の編成

EN2位 Randomqwerty氏の編成

難点としては、割合ダメージを与えられる「範囲」の中に敵を上手く誘導すること(=人形コントロール)が難しいということです。MPKはAランクに属していますが、コントロールに自信がない指揮官は、無理に使用しなくても良いです(私も当時使ってないです)。

 

G36cは、戦闘毎に自傷ダメージを負う代わりに、一定時間リンクが減らない(≒無敵)「庇護状態」になることが出来ます。スオミが苦手なヒドラや大量のMGキュクロープスに対しても、庇護状態下であれば、耐久し続けることが出来ます。G36cの庇護状態の持続時間を伸ばすために、出来るだけ「AR, SMG」と一緒に編成しましょう。特にリベロールAK-15シナジーが高いです。



実用例としては、前述したようにγエリアA5の「コイオス+ヒドラ+MGキュクロープス」を撃破するのに使われることが多かったです。

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100式(MOD)は、縦軸歪曲当時だと日本以外の鯖では実装されていなかったので、未知数の人形となっています。MOD化に伴い、第1スキルの初期CTが4sと短くなりましたが、第2スキルの「回避/集中モード」に突入するためには、最短でも9sかかることから、やはり本質的にはスロースターターな人形だと言えるでしょう。しかし、いずれにのモードについても、今回のランキングでは悪くない効果を発揮してくれると思われます(私見)。

残HP量にもよりますが、「回避モード」の場合は、厄介な「MGキュクロープス」の攻撃をかなり回避出来ると思われます(少なくとも他のタンク人形よりは回避率が高くなる筈です)。

「集中モード」の場合は、100式が攻撃した敵に被ダメージ増加効果を付与出来る点が強力です。この効果は、敵の装甲を無視して適用されるため、高装甲敵の多い本ランキングでは有効だと思われます。HGやSMGといった非アタッカーについても、装甲敵に対してダメージ貢献出来るようになるのは偉いです。

前述したように、「回避/集中モード」に入るためにはかなり時間を要するため、有効活用する場合、その点を意識した編成、部隊運用をすることが肝要です。

 

MP5トンプソンは、単純にフォースシールドSMG他の一般SMGよりも耐久性に期待出来るので、このランク付けとなっています(MP5は、専用装備で回避値が高く、又メインアタッカーのRFに陣形バフを盛れるため、トンプソンより上)。

 

 

(2-2)鉄血部隊

★Overview

続いて、鉄血部隊について説明します。基本ガイド等の他記事で解説している通り、融合勢力部隊は「敵撃破ボーナス得点」がグリフィン部隊に比べて低く設定されています。

そのため、1点でも高い点数を狙いたい(超)上級指揮官は、スケアクロウ以外の鉄血部隊は使用しないことを推奨します。しかし、アルケミスト魔女イントゥルーダーといった一部の鉄血ユニットは、基本的にGnK部隊よりも強力であり、それでいて人形コントロールが非常に簡明であるというアドバンテージがあります。

従って、下位ランカー以下を目指す99%の指揮官は、基本的にこれらの強鉄血部隊を採用することを強く推奨します(最大で3部隊まで鉄血使用可能)。スケアクロウ+アルケミスト+魔女イントゥルーダー+7グリフィン部隊」という構成ですね。

逆に上位ランカーを目指す指揮官は、鉄血部隊はスケアクロウのみを使用して、残りは全てグリフィン部隊を使用することになります。スケアクロウ+9グリフィン部隊」という構成ですね。冒頭の画像を再度掲載していますので、参考にしてみて下さい。

 

★鉄血Bossについて

本ランキングで使用する可能性のある鉄血bossは以下の3体です。

全ユニット使用する時はアルケミストの方に
「夜戦命中」のチップを装備させる

スケアクロウ

スケアクロウは上位ランカーを含めて、基本的に全ての指揮官が採用すべき人形です。スケアクロウ分身スキルによって、部隊展開やマス占領の際に役立ってくれます。又、「鬼影」というチップを装備することで毎ターンの行動ポイントが+1されますし、NPCPM1910からギフトを受け取ることで「味方全体の会心率/会心ダメージが30%ずつup」というチート効果を得ることが出来ます。最後の2点については、スケアクロウに限った話ではなく、鉄血部隊であれば誰でも良いです。が、スケアクロウはマップ戦略面に特化しているので、特に採用率が高いという感じです。

スケアクロウを誰と組み合わせるかという問題は、色々な考え方があって説明するのが難しいですが、私は以下の編成を使用しました。

(上が右エリア想定、下が左エリア想定)

もうちょっと後ろの方に鉄血一般ユニットのtier表を載せているので、そちらも参考にしてながら組んでみて下さい。鉄血の迷ったら自分が参考にする動画・チャートと同じ編成にするのが無難です。

 

アルケミスト 

アルケミストは、優秀な吸収盾展開能力や無敵になりながら敵を攻撃するスキルを持つ「攻防一体型」の人形です。今回のランキングでは、ヒドラや(大量の)MGキュクロープス等の一部の高火力敵以外、全ての敵に対して耐久することが可能です。上位ランカーを目指す指揮官以外は、所持していたら是非使用したい人形になります。

装甲を持ちながらDPSに優れている「ニーマム」や後列敵を優先的に狙える「イェーガー(SWAP)」「ジャガー等と一緒に編成するのがオススメです。ゴリアテ工房」もデコイ放出によって、アルケミストの被弾負担を軽減させることが出来るので相性が良いです。

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又、アルケミストには基本的に「夜戦命中」のチップを付けることを強く推奨します(もう一方のチップは自由度高)。

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③魔女イントゥルーダー

魔女イントゥルーダーも、アルケミスト同様に優秀な「攻防一体型」の Bossユニットです。こちらも、上位ランカーを目指す指揮官以外は、所持していたら是非使用したい人形になります。

魔女イントゥルーダーは、質の高いデコイを召喚し、攻撃をデコイに肩代わりさせることが出来ます(又、デコイ自身も敵に攻撃してくれます)。更に召喚したデコイ(プラウラー)が、部隊全体に吸収盾まで付与してくれるので、吸収盾が重宝される今回のランキングでは非常に相性が良いです。そして1番の強みとして、魔女イントゥルーダーは第3スキルによって「夜戦命中デバフ」をデフォルトで無効化出来ることが挙げられます。これによって、アルケミスト等の他の鉄血に夜戦命中デバフを打ち消す「チップ」を装備させることが出来るようになりますので、鉄血部隊の複数運用がかなり現実的になります。

基本的に魔女イントゥルーダー自身が編成の中核部分を担うので、その他の一般鉄血ユニットの選択は自由度が高いです。敵からのリンク攻撃に強いマンティコア」「ゴリアテ工房」や後列敵を攻撃出来る「イェーガー」「ジャガー、吸収盾等のバフを重ねがけ出来るプラウラーSWAP」やDPSに優れた「ニーマム」等を適当に組み合わせるだけでかなり強力な部隊が出来上がる筈です。

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一点だけ注意があって、魔女イントゥルーダーは、アルケミスト同様に超高火力高装甲のヒドラ」が大の苦手です。アルケミストと違って、魔女イントゥルーダー自身はヒドラに殆どダメージを与えられないので、極力ヒドラと接敵させないように気をつけて下さい。ヒドラと接敵する機会がやや少なめなので、γエリアで使用することを推奨します。

 

★その他一般鉄血ユニットについて

合計編成コストが「34」になる場合、
ダイナゲートを入れておくと良いです

上記tier表は独断と偏見の塊なので、ご注意下さい。基本的にAランク以上のユニットを組み合わせれば、そこまで変な編成にはならないと思います。

ゴリアテ工房サメ工場は、各部隊に最低1体は編成したいユニットになります。これらのユニットが放出する「ゴリアテ/卵?」は、①デコイとして敵の攻撃を肩代わりする ②敵に当ててダメージを与える という攻守両方の役割を果たします。放出物をコントロールすることで、前列敵/後列敵の撃ち分けが可能です。

又、ゴリアテ工場とサメの楽園は、緑ウーランと相性が良いことで有名です。

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上記動画のように、放出物をコントロールし遠方の緑ウーランにスキャンさせることで、緑ウーランの接近を阻害することが出来ます(緑ウーランには、「スキャン時にユニットを認識すると攻撃を行う代わりに前進を中断する」という仕様があります)。ハメ技みたいな感じですね。

 

ニーマム純粋なDPSの高さ故にSランクです。が、後方敵を攻撃出来ない点には注意が必要です。

 

マンティコア高HP高装甲、ノックバック(スタン)、榴弾攻撃といった特性が今回のランキングにそこそこ刺さっているので、Sランクに位置付けました。

 

Aランク帯のユニットは、全てRFのように後列敵を狙ってくれます。MGキュクロープスやケリュネティスSWAPの処理に役立つので、拘りがなければ各部隊に1~2体編成するのがおススメです。

 

 

★強力な特殊編成・テンプレ編成

ここまでつらつらと人形解説をしてきましたが、人形解説を聞いただけで実際の編成を組める指揮官は少数だと思います。本項では個人的にオススメなテンプレ部隊を紹介しますので、編成に迷った際は参考にしてみて下さい。一部の人形に関しては、複数のテンプレ部隊に亘って編成されているのでご注意下さい。又、前項での説明内容と重複する部分も多いですがご了承ください。

 

JP環境想定で執筆者が適当に編成したもの(人形一神教/下位ランカー程度)

 

①M4EX編成

毎回ランキングで使用されるど定番編成です。が、SGの天敵であるMGキュクロープスがまぁまぁ多く出現するので、今回はSGを使用しない「4HG」を使った方が無難だと思います。

残り1枠のHGについては、以下のコピペを参照して下さい。

★9/12 追記

M4パーツの画像内にはいませんが、クレアもM4とシナジーがあります。他部隊でキャリコを使用したい場合は、クレアで代替しても良いでしょう(若干戦闘力が落ちつので、極限的な戦闘は厳しくなるかもしれません)

仕様上クレアはスキル発動後もフィールド上に残しておく必要があるので、M4スキル発動前に撤退させるHGの選択に注意して下さい(クレアは撤退させない方が良いです)。

 

 

スオミ+強RF部隊

スオミ以外の人形については一例です

スオミと、ランキング環境に合っているRFを組み合わせただけのシンプルな編成です。RFやHGの選択については、前述した部分(Tier表)等を参照して下さい。先にRFを選択してから、当該RFと親和性のあるHGを選ぶのが良いと思います。例えば、KarやXM3のような人形は「射速<火力」を盛った方が良いですし、反対にOBR等は「火力<射速」を盛った方が良いです。

 

③M240L × SPAS-15部隊

先行鯖では空挺部隊としてよく使われました

前述しましたが、M240L空挺デバフを含めて、自部隊内のSGMGに付与されているデバフを除去することが出来ます。そのため、空挺スキルを使った後でも、万全の態勢で戦闘を行うことが出来ます。この点が高く評価されて(EN鯖を除く)先行鯖では空挺部隊として使用されることが多かったです。デバフ除去効果を発動させるために、必ずM240Lをリーダーに設定して下さい。

SG枠は、SPAS-15LTLXが特におススメです。SPAS-15は、(実質的に)味方MGSG全員の開幕CTを30%短縮させることが出来ます。更にスキルによって、(A)「MGSG全員に追加弾薬18発」or(B)「SGの装甲値+100, 吸収盾+200」という形でMGSG部隊を大幅強化してくれます。(A), (B)のどちらのスキルを発動させるかという点については、どちらも強力ですが(A)の追加弾薬スキルの方が今回のランキングでは無難というのが私の意見です(つまり、SPAS-15のスタック数=音符数を6-7に調整するために、3SG2MGではなく2SG2MG1HG構成を採用するということです)。

HG枠はバフ倍率が最も優秀なコルトウォーカーが最適です。もし未所持の場合は、P22Mk23で代用しても良いです。

MG枠(M240L)の相方は、MG4(MOD3が理想)が最も良いです。未所持の場合は、花園ゆりねKordでも一応代用出来ます。

 

実際の使用用途としては、1ターン目にα/βエリアに飛んでdeathstackを連戦させることが多かったです。

動画

 

 

④Scar姉妹部隊

画像の編成は一例であり、最適ではない可能性が高いです。
(上記編成だと妖精は守護が最適かもしれない)

Scar姉妹は比較的最近先行鯖で実装された人形です。そのため、EN鯖を除く先行鯖の縦軸歪曲では使用することが出来ず、データはあまり残ってないです。しかし、今のドルフロ環境では(でも)間違いなくトップクラスの人形なので、縦軸歪曲でも活躍出来ると考えられます。

 

今回のランキングでは、Scar-Lのチップ選択が非常に難しいです。全体的なイメージは以下の画像を参照して下さい。

要するに、Scar-Lのチップ選択は「そのScar姉妹部隊の構成や使途に依存する」ということです。しかし、今回のランキングは基本的に装甲値の高い敵が多いので、部隊に汎用性を持たせたいのであれば、左の「装甲敵向け」のチップ選択、つまり「集中チップ」をScar-Lに装備させた方が無難だと思われます私見)。Scar-Hについては、狙撃弾ではなく通常の徹甲弾を装備させて下さい(敵の装甲値が高いため)。

 

Scar姉妹はコネクトスキルを発動させるために、基本的に姉妹セットで運用します。今回のランキングでは「3HG(MPL含む)+Scar姉妹」スオミ+2HG(MPL含む)+Scar姉妹」のような形で使用することが多いと思います(EN鯖では、部隊の被害を減らすために、DPS低下を任用してMPLを混入させるケースがありました)。

編成を組む時に注意しなければならないことは、火力バフの価値が低く、会心関係のバフや射速バフの価値が高いということです。このことを意識しながらHGや妖精を選択し、吸収盾保護の必要性が高い敵(ex. コイオス)との戦闘を予定している場合は、MPLを混ぜるという感じです。

上の画像はあくまで一例なので注意して下さい。上記リストに掲載していないHGも使用出来る可能性が十分にあります(後、スオミとMPLの画像が抜けてます)。

会心バフとは関係ありませんが、ウェルロッドは部隊の耐久度を大きく向上させてくれるので、有用な選択肢となります又、最も手っ取り早く会心率を上昇させる方法は、天賦が必殺型の妖精を使用することです。この場合、会心バフは妖精だけで十分ですので、射速や会心ダメージバフ(難しければ火力バフも可)を盛ることに注力して下さい(この場合、PPKや57は良い選択ではなくなります)。

最後にScar姉妹のスキルについて、簡単におさらいをしておきます。Scar姉妹は「太陽の領域」(キーパッド偶数番号のマス)と「月の領域」(キーパッド奇数番号のマス)を生成し、そのマスの上にいる人形にバフを与えます。

※前回の静止点記事の画像を転用してますので、
編成は適正ではない可能性があります

戦闘中は基本的にDPSの高いアタッカー人形(Scar姉妹)を月の領域、つまりキーパッド1番と7番に置くのが良いです。逆にDPSが高くないアタッカーは太陽の領域であるキーパッド4番に置くのがおススメです。

(※初期陣形はScar姉妹にバフが沢山盛られるような配置にして下さい)。

 

・余談(読み飛ばし推奨)

何故Scar編成において、火力バフの価値は低いのでしょうか。その理由は、Scar-Lのアクティブスキル(スタック長に応じた火力増加)において、火力バフがScar-Lの素の火力にしか適用されないためです。例えば、Scar-Lの素の火力が500、アクティブスキル発動時の太陽エネルギー(スタック)が80ポイントだと仮定すると、攻撃1回あたり、500+10×80=1300ダメージとなります。更にここに20%の火力バフが加わったとします。この時、攻撃1回あたり、500×1.2+10×80=1400ダメージとなります。あくまで火力バフが適用されるのは、Scarの素火力に対してのみであり、アクティブスキルによって上昇する火力分には適用されません。そのため、火力を20%盛っているのに、総ダメージ量は1400/1300×100≒7.7%しか増えておらず、バフ効率が悪いのです。

 

 

⑤G36c × リベロール部隊

G36c部隊はγエリアで使用し、強敵の49万コイオスを撃破するのに使用されることが多いです。大量のヒドラやMGキュクロープスが配置されているので、無敵時間が最も長いG36cで耐久しつつ、DPSを爆盛りした強ARで前から順番に敵を撃ち落としていきます。妖精については、空挺妖精や砲撃妖精でも代用可能です。

★マークのマス上にいるのが49万コイオス(強)

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一神教指揮官で、P22をどうしても別の部隊で使用したい場合、SP-9で代用することも可能です。が、HG不在につき部隊の視野が失われます。又、DPSも低下するため、魔女妖精の使用が半必須となるので注意が必要です。

又、コイオスと戦うまでは、G36cの庇護効果を発動させないようにして下さい。庇護効果を発動させないためには、G36cを一度も停止していない状態で、撤退をさせれば良いです。

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⑥漢陽EX部隊

漢陽88式は、4HGと組み合わせてγエリアで使用されるケースが多いです。漢陽88式は(スキル発動中の)足が速いので、長距離の部隊移動を強いられるコイオス戦等で活躍します。コイオス戦を行うということは、コイオスの後列アタッカー射撃から漢陽88式を守るために、吸収盾を付与できるHG(or 守護妖精)と組み合わせるのがおススメです(ex. マカロフetc.)。

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漢陽と組み合わせるHGは、M4やScar姉妹等と比べて制約が緩めなので、上記リストに載っていないHGでも使用出来る可能性は十分にあります(PPKとか入れ忘れています…)

 

スオミ × MP姉妹部隊

スオミで耐久出来る敵はMP姉妹の割合ダメージで敵を削り、耐久出来ない敵(ヒドラetc.)はMG338で優先的に撃破してもらうという編成です。この編成の良い点は、空挺デバフ状態であっても、デバフ前の状態とあまり変わらないパフォーマンスを発揮出来るということです。スオミは自身の空挺デバフを除去し、MPKの割合ダメージ量は「敵のHP依存」でMPK自身の火力が下がっても影響がないからです。

一方で前述したように、MP姉妹のコントロールは精密さが要求される場合もあり、万人向けではないというデメリットもあります。編成コストも低くはありませんから、使いこなす自信がないのであれば、「スオミ+強RF」部隊にスオミを割り当てた方が無難だと思われます(私見)。

 

 

スケアクロウ部隊

鉄血解説の項と同じなので説明は割愛します。

 

アルケミスト部隊

鉄血解説の項と同じなので説明は割愛します。

 

⑩魔女イントゥルーダー部隊

鉄血解説の項と同じなので説明は割愛します。

 


3. 強敵解説

今回のランキングでは、17体程度Deathstack」という戦力値が並外れて高い敵が初期配置されています。又、湧き敵の一部は、これらのdeathstackに負けない強さを持ったものもいます。本項ではこれらの強敵に対して、どのような編成が有効かというお話をします。とは言え、全てのdeathstack+αを説明するのは大変なので、特に厄介な敵編成に絞って解説します。

Deathstack敵全員

解説予定のDeathstack

 

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撃破編成は色々なものが考えられると思いますが、上記画像の部隊を使用したものが多いです(「JP環境+人形一神教+下位ランカー程度想定」という条件で、私が作成したおススメ編成になります)。というのも、実際の編成例に限定した方が、各部隊のエリア割り当てをイメージしやすいと考えられるからです(参考資料として「部隊強度表」も貼付しておきます)。とは言え、私も全てのdeathstack敵をターゲット訓練に入れている訳ではないので、一部の敵については、私や別の方の過去ランキング動画を切り取ったものになります。ご了承下さい。

又、究極的には各指揮官が参照予定の動画・チャートと同じ編成を用いるのが最も安全・確実です。私の編成紹介はあくまで参考程度にお願いします(今更ですが)。

 

★補足

下記動画(模擬作戦のターゲット訓練)では、PM1910のNPCギフト効果(会心率/会心ダメup)が反映されていないので、実際皆さんがプレイされる際は、動画よりも低被害低労力でdeathstack敵に勝利出来る筈です。

 

どのDeathstackをその部隊で撃破するかの目安。要約画像

◆αエリア

 

①I7-248481リカオン(強度:S)

(i)漢陽EX

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K7-492500緑ウーラン(強度:B〜A)

(i)M4 EX

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③M6-2000000エゴール(強度:C)

スオミ or アルケミスト(構成不問)

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アルケミストでも全く同じことが出来ます。

◆βエリア

①K3-484860アケロン(強度:S)/②J3-491001クラトス(強度:A)

チャートの関係上、これらの敵は同一部隊で連戦する必要があります。

(i)M240L SPAS-15(第1部隊)(超おすすめ)

・491クラトス(EMP)

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・484アケロン

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(ii)M4EX(第3部隊)(採用時はクレア⇒キャリコ推奨)

・491クラトス

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・484アケロン(EMP使用)

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③J5-486160緑ウーラン(強度:A)

(i)M4EX(第3部隊)

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(ii)スオミ+Kar(第2 or 第6部隊で代用可)

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◆γエリア

☑①A5-492341コイオス(強度:S+)

 

(i)G36cテンプレ編成(第4部隊)

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(ii)漢陽 G36c MP姉妹(Randomqwerty採用)(高コスト)

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②A7-493340リカオン(強度:A+)

(i)魔女イントゥルーダー

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(ii)アルケミスト

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(iii)漢陽EX

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(iv)スオミ Scar MPL

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(v)G36cテンプレ

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③3T終「B3/A4/A5/A7/K3」151960テュポーン(強度:A+)

(i)魔女イントゥルーダー

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(ii)アルケミスト

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(iii)G36cテンプレ

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(iv)スオミ Scar MPL

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(v)M4 EX 

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④3〜4T γ湧き敵-141650コイオス(強度:S)

 

(i)スオミ Scar姉妹 MPL(第2部隊(おすすめ)

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(ii)M4EX(第3部隊)

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(iii)G36cテンプレ(第4部隊)

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(iv)漢陽EX(第5部隊)

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(v)スケアクロウ(第8部隊)(基本γエリアにいないので接敵なし)

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(vi)アルケミスト(第9部隊)(初中級者おすすめ)

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(vii)魔女イントゥルーダー(第10部隊)(初中級者おすすめ)

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⑤5T γ湧き敵-151960リカオン(強度:S)


(i)アルケミスト

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(ii)G36cテンプレ

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(iii)漢陽EX

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(iv)M4EX

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(v)OBRぺこら(オマケ)(葡萄善神様の動画より抜粋)

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4. エリア分けの視点から見る部隊編成

4-1 Overview

部隊配分「案」

ここでは、上記情報を基に編成した部隊を、ランキングMAPの「どこで使用すれば良いか」という点を簡単に説明します。読むのが面倒な方は、上記「部隊配分案」の画像を参考にしてみて下さい。

(基本的には、自身が参考にするチャートと同配置にすることが最も安全且つ容易であることに変わりはありません)

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今回のランキングMAPは上の画像のように「α」「β」「γ」の3エリアに分類出来ます。

又、「どのような敵が」「どのエリアに」「どのタイミングで」出現するのかということを分かりやすく示すために、各エリア毎に「敵湧き表」の画像をを貼っています。

敵湧き表画像

「敵アイコン」がにあっているのは、脅威度が輪をかけて高く非常に危険な敵編成であることを示しています。「敵構成」の項目にあるカラーリングは、相手にするのが厄介な敵にのみ行っています。つまり、横一列に敵編成を見ていった時に、カラーリングされている敵の数(種類)が多ければ強い敵編成で、少なければ比較的弱い敵編成と言うことです(あくまで目安ですが)。

 

 

4-2 αエリア

αエリアはβエリア(右)とγエリア(左)に挟まれた中央のエリアです。

■初期敵

初期位置「I7」24万リカオンK749万緑ウーランが強力です。EMP携帯部隊(=AR18ギフト受領部隊)を右エリアに配置している指揮官は、積極的にEMP爆弾を使用することを推奨します。撃破編成例については、「3.強敵解説」の項を参照して下さい。

初期位置「M6」にはBossであるエゴールがいます。これは私見ですが、エゴールは攻撃敵(=ランダム移動敵)であるため、早めに撃破しておいた方が、後の部隊展開(プレイ)が快適になると思います。肝心の撃破方法については、前述したように、スオミ(アルケミスト)がいる部隊を使いましょう。スオミ(アルケミスト)1体だけをフィールドに残して、後はひたすら棒立ちするだけです。

 

■湧き敵

敵湧き表を見れば分かるように、オルトロスを伴った敵編成が多く飛行場から出現するため、βエリアに比べると、タンク役の耐久力が求められます。スオミMP姉妹、Scar姉妹等が特に適性が高いです。又、MGキュクロープスがあまり出現しないため、挑発妖精や双子妖精等の「デコイ系妖精」を使用する場合は、当該部隊をαエリアに割り当てるのがオススメです。尤も、γエリアのように、取り立てて強い湧き敵はいないので、多少の修復を許容するのであれば、一般的なRF部隊でも何とか戦えるというイメージです。

 

■部隊配属「例」

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「I7」24.8万リカオンは、第3か第5か第6部隊で撃破するのがオススメです(ぶっつけ本番でやるのではなく、ターゲット訓練でリハーサルしておくと良いです)。コントロール等の問題で撃破が難しい場合、EMP爆弾を使用しましょう。

湧き敵については、オルトロスのダメージを抑えられる部隊で撃破したい所です。第1、第2、第5、第6部隊辺りが無難です。M4とオルトロスの相性は最悪なので、個人的には第3部隊をαエリアに配置してリスキルを狙うのは微妙です(尤も画像の部隊の場合、多少の修復を容認すれば、どの部隊を使用しても壊滅することはないでしょう)。

 

4-3 βエリア

βエリアは1番右端(右上)のエリアになります。

■初期敵

全部で7体のDeathstackがいます。中でも48.4万アケロンは非常に強力です。「3. 強敵解説」の項で説明したように、

①(空挺デバフ状態の)「M240L+SPAS-15」編成

②「M4+4HG+海灘(or 魔女 or 空挺)」編成(EMP必要)

で撃破するのがオススメです。EMPを使用する場合は、Scar姉妹でも撃破出来ると思います。

他にもDeathstack敵が多くいますが、重装部隊の支援があれば苦戦するような敵は少ないと思います。

 

■湧き敵

上の敵湧き表を見れば分かるように、MGキュクロープスが非常に多く出現します。従って、本敵を開幕屠ることの出来る「2B14」or「PP-93」の重装支援が非常に重要になってきます。但し、2体両方を使うのは少し贅沢すぎるので、どちらか一方の重装支援で足りると思います(使用しない方はγエリアに割り当てるのがおススメです)。

又、本エリアの(湧き敵の)特徴として、「緑ウーランが出現しない」ということが挙げられます。そのため、(緑ウーランが天敵の)カルカノ妹を使用する場合は、本βエリアに運用を限定した方が良いです。ミノタウロス等のカノ妹が得意な敵も多く出てくるので、そこそこ活躍が出来ると思います。

3ターン目の終わり(4ターン目開始時点)になると、K3のマスが敵湧き飛行場に変換されます。返還の際にK3マスに敵が不在だった場合は、151960テュポーン(強敵解説の項 参照)が出現します(高得点狙いの指揮官は3ターン目中に K3を掃除しておきましょう)。

 

以降、K3飛行場からはγエリアの湧き敵が出てくるようになりますので、K3に隣接するマスに部隊を置く際は注意して下さい。

 

 

■部隊配属例

2B14やPP-93等の強力な重装支援が1つでもあれば、全部隊エリア適性があります。が、個人的には画像の第7部隊は他部隊より若干弱めなので、βエリアの(湧き)敵を積極的に狩ってキル数を稼ぎたい所です。前述したように、K3から湧いてくる敵(大体コイオス)は強いので、第2、第3、第5部隊あたりで対応するのが良いでしょう。

 

4-4 γエリア

γエリアは1番左端のエリアになります。敵が最も強いエリアなので、こちらも相応に強力な部隊を派遣する必要があります。

又、2T終了時に味方部隊をC4とC5に配置していると、A4とA5の敵がそれぞれB4とB5に来てくれます。これによって、3ターン目にわざわざA4とA5を掃除する必要がなくなりますから、行動ポイント的にお得です(3ターン目の終了時にA4、A5、A7、B3、K3の5箇所が敵湧き飛行場に変換され、更に変換時に敵が不在の場合は各新設飛行場の上に151960テュポーンが出現します)

 

■初期敵

初期位置A549.2万コイオスは、このランキングで1,2番目に強いので、第4部隊(G36c)に撃破させることを強く推奨します。又、初期位置A749.1万リカオン(大量のオルトロス+リカオン)も厄介なので、第2、第9、第10部隊辺りで対応したいですね。この他に2体のDeathstack敵がいますが、両方ともG36cや強鉄血部隊で対応出来る筈です。

一点注意しなければならないのは、G36cが初めて「庇護効果」を発動させる戦闘を「49.2万コイオス」にしなければならないということです。そのため、コイオス戦以前の戦闘においては、下の動画のように、G36cをすぐに撤退(或いは永遠に移動させ続ける)させなければなりません(G36cはどこかのマスに一時停止した瞬間に庇護効果が発動します)。

youtu.be

 

■湧き敵

3, 4ターン目に湧くコイオスが鬼門です。

上の画像のように2種類のコイオスが湧くのですが、「147620」コイオスは弱く、「141650」コイオスは阿保みたいに強いです。3,4ターン目に141650の方のコイオスが沢山湧くと、ランキングの難易度が上がるので、お祈りをしましょう(アルケミストと魔女イントゥルーダーを両方採用していたら、このガチャを実質無視できます)。141650コイオスについては、「3. 強敵解説」の項で撃破編成を7パターンくらい紹介しているので、詳しくはそちらを参照して下さい。

又、5ターン目の151960リカオンも強敵です。撃破優先度が最も高いヒドラが緑ウーランに埋もれながら前進してくるので、OBR等の特殊なターゲティング持ちでもなければ、RFでもピンポイントで狙うことは難しいです。が、こちらは1/3の確率でしか出現しませんし、移動先もランダムなので、あまり遭遇率は高くない印象です。「あーあ、出会っちまったか」となっても、最終ターンでの接敵となりますから、勝てさえすれば何でも良いです(部隊がボロボロになってもOK)。

 

■部隊配属例

第4、第9、第10部隊の選択を強く推奨します。8上尉以上を目指す場合、或いは魔女イントゥルーダーが未所持の場合は、第2か第3か第5部隊を代わりに投入しても良いです。

何度でも言いますが、第4部隊(G36c部隊)は、A5の49万コイオスと接敵するまで、G36cの庇護効果(第二スキル)を使用しないようにして下さい。もし、G36c部隊を編制出来ず、49万コイオスの撃破を諦める場合は、A5の2マス以内に部隊を配置しなければOKです(A5のコイオスは警戒敵で警戒範囲である2マス以内に部隊を配置しなければ近づいてきません)。


5. 実際の編成例

本項では、実際に先行鯖プレイヤーが使用した部隊編成を紹介します。自身の指令部状況や目標順位と照らし合わせながら、上手く参考にして下さい。誰を参考にすれば迷ってしまう指揮官は、とりあえず1番最初に貼ってある画像を真似してみて下さい。

(「JP環境+人形一神教+下位ランカー程度想定」という条件で、私が作成したおススメ編成です)

 

★個人的なJPおススメ編成(Kafka86)

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補足

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★Randomqwerty(EN鯖2位)

 

★Lonesheep(EN鯖1位)

 

 

★秋水Ameth(CN鯖1位)

 

 

アクシズ教徒(CN鯖1位)

 

 

★Kafka86(台湾鯖3位)

 

 

★しゃり(台湾鯖11位)(中練度)

画像は抜けてますが、スケアクロウ部隊も
きちんと一般ユニットが編成されています。

 

 

★葡萄善神(台湾鯖1n位)(人形妖精一神教/鉄血不使用)

 

 

★Kafka86(台湾鯖17位)(人形一神教)

 

 

★愛饕餮(CN鯖TOP100)

 

 

★Kafka86(EN鯖 in 10%)(人形一神教)(低練度)

 

 

★Kafka86(JP鯖)(人形一神教)(低練度)

JP鯖にイベントきたら

 


6. どのような装備を採用すべきか

EN鯖を除く先行鯖と違って、日本鯖では第2期新装備がある状態で、縦軸歪曲を迎えています。そのため、ランキングにおける装備選択が一部先行鯖のものと異なっており、少し複雑になっています。銃種・人形毎の推奨装備を下にまとめていますので、参考にしてみて下さい。

信号弾 or HP弾は微差なので
あまり神経質にならなくて大丈夫です

基本的に専用装備優先ですが、
MG4(MOD)は専用ではなくオプティカル推奨です

やはり基本的には専用装備優先です

※上記画像の内容は、執筆者であるKafka86の私見ですので、ご注意下さい

RFには「狙撃弾」ではなく、普通の徹甲弾を装備させましょう。

ARのチップに関しては、基本的に「集中チップ」を装備させるのが無難です。

 


7. どのような重装部隊を採用すべきか

縦軸歪曲ランキングは、回帰定理や静止点のものとは異なり、重装部隊と戦闘部隊の枠が分離されています。そのため、全指揮官等しく「4つ」の重装部隊を使用することが出来ます(但し、第1ランキングで35万点以上取得している必要があります)。

今回採用される可能性のある重装部隊は、①PP-93 ②2B14 ③M2 ④QLZ ⑤AT4 の5つです。

敵殲滅能力に特化している①PP-93②2B14が特に重要で、使用優先度が最も高いです。残りの2枠については、③〜⑤でより育っている重装を採用するのが無難です。全員育て切っている指揮官については、①〜④を採用すると良いと思います。AT4の攻撃性能はかなり高いのですが、今回のランキングでは偏向障壁を持つ敵がおらず支援能力が少し落ちる点、射程が他重装と違って「2」である点を考慮すると、微差でQLZの方が良いのかなと思っています(私見。正直「好み」のレベルです)。

 


8. 妖精についてのあれこれ

8-1 Overview

今回のランキングは、超上位ランカーを除けば、空挺妖精の要求数はそこまで多くありません。というのも、別記事で説明したように、今回のランキングでは「キルボーナスシステム」が導入されており、基本的に部隊撤退・戦闘敗北が許されないからです。当たり前ですが、空挺デバフ状態で戦闘を続行するのは非常に難しいです。ランキングの途中で戦闘敗北してしまうと、これまで部隊が積み重ねてきたキル数(部隊階級)がリセットされてしまい、大きな点数損失が生じます。そうであるなら、守護妖精や狙撃妖精のような戦闘に特化した強力な妖精を使い、確実に10キルした方が却って安全に高得点を取得しやすいです。

一方で超上位ランカー(20位以上?)を目指す指揮官については、残念ながらいつも通り空挺を沢山使った方が良いです。全ての敵の移動乱数に恵まれるということはあり得ないので、敵の移動によって無駄に行動ポイントを浪費しなければならないタイミングがどこかであると思います。そういった際に空挺妖精を使用することで、行動ポイントのロスを最小限に抑えることが出来ます。又、空挺妖精を大量に所持していると、比較的「各部隊の敵キル数配分」を厳密に調整しやすいというメリットもあります。

要約しますと、

1. 超上位ランカーを目指さないなら、空挺妖精は控えめ(1〜3体程度)に抑えて、その分「守護」「狙撃」「魔女」等の戦闘に特化した妖精を使った方が楽に高得点を取りやすい。

2. 超上位ランカーを目指す場合、空挺は多いほどプレイしやすい。

 

8-2 どのような妖精を採用すべきか

最後に、具体的にどのような妖精を使用するのが良いか、という話をします。超上位ランカーを目指している指揮官については、殆ど空挺妖精で埋まるので読まなくて良いかもしれません。

 

とりあえず、下の表でBランク以上の妖精を選択すれば、大きな失敗にはならない筈です。 

※照明妖精はEXランクで戦闘補助は微妙ですが
敵位置把握に便利です

今回のランキングは、吸収盾が敵の攻撃に対する有効な防御手段となる場合が多いので、守護妖精は非常に便利です。攻撃面のサポートもあるので、まさしく攻防一体を体現した妖精だと言えます。

魔女妖精海辺妖精、応援妖精は戦闘補助スキルと高ステータスバフ、狙撃妖精は戦闘支援に特化したスキルがとても優秀です。

挑発妖精双子妖精は、MGキュクロープスには弱いですが、厄介なオルトロスや緑ウーランと相性が良いので、Bランクです(αかβエリアでの使用を推奨します)。

後は指揮妖精砲撃妖精等の高バフ系妖精を使っておけば無難だと思います。