【注意】
レイアウト面の装飾が間に合いませんでした。記事の方は一旦公開しますが、リライトのために一時的に下書きに戻している期間があるかもしれないです。ご了承下さい(記事のURLは変わらないと思います)。
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大体「ランカー下位〜in 10%」くらいを狙う指揮官を対象として、大雑把に書いてます。特に中位・上位ランカーを狙う指揮官や、GFL-Esportsに出場する選手にとっては、あまり参考にならないと思いますので、ご注意下さい。
(執筆者は一応先行鯖でこれくらいの順位を取ってます)
この記事では「編成」の話を中心にします。
「ギミック等の基本情報」や「敵・Bossの話」は最低限しか扱いませんが、ある程度これらの情報や知識を持っていた方が、内容が頭の中に入ってきやすいと思います。特に「新規敵」に関する知識は「編成」の話とも関連があるので、先に下記リンク先の文書を読んで、イメージを掴んでおくと良いかもしれません。
又、オススメのランキング動画を集めた「参考動画集」の記事も載せておきます。長たらしい文章なんていちいち読んでいられないという指揮官は、そちらの記事内で共有している「参考動画」を見て、そのまま同じ編成・同じ動きをすれば、ランキングクリアです。
【ランキングの基礎ガイド】
※見づらいのでリライト中!(高確率でエタりそうなので期待はしないで下さい)
【回帰定理の新規敵まとめ】
【参考動画一覧】(PC閲覧/ズーム率50%推奨)
上記リンク先の基本ガイドでも触れていますが、今回のランキングは、敵移動の乱数がないため、先行鯖の動画の立ち回りを100%模倣することが出来ます。そのため究極的には、自分の参考にする動画と全く同じ編成にすることが最も安全且つ確実な編成方法となります。要は先人に倣うのが、一番手っ取り早いということです。
このことを念頭において、以下の部分を読み進めて下さい。記事中でも、これと同じことを何度も言うと思います。
【ナイトメアラビリンス】
(昼戦、10ターン、鉄血・重装部隊を含む10部隊)
今回のランキングは、双連乱数や鏡像論と違って、1つしかありません。鉄血部隊、重装部隊を含めて10部隊まで、という制限なので、実際に投入するグリフィン部隊は、5〜7部隊程度です。そのため、一神教の指揮官にも比較的優しいランキング戦です。
編成の話をする前に、画像を使ってランキングの概要を極々簡単に見ていきます。かなーり端折っているので注意です。詳しく知りたい方は、冒頭に貼った【ランキングの基礎ガイド】を参照して下さい。
建設した各データステーションの上では、毎ターン1回だけデータをダウンロード出来ます(⇒得点獲得)。このダウンロード行為は、ダンドリ―以外の自部隊でも行うことが可能です。
本記事でも画像内でも強調されていますが、他の指揮官のプレイを100%模倣することが出来ます。一応その理由について補足しておくと、ランキングに出てくる全ての敵の動きは「拡張」「警戒」「巡回」という3種類に分類され、いずれも規則的な行動パターンなので、プレイヤーが同じ操作を100回したら敵も同じ動きを100回してくれる(敵行動に再現性がある)という感じです。
補給線保持を邪魔してくる30万グラディエーターは、基本的に後述する「アルケミスト部隊」で撃破することを強く推奨します。
テレポートマスを上手く利用することで、行動ポイントを節約したり、敵ターン中に1部隊で2キルすることも出来ます。特に最終配置の時は要注意です。
以上を踏まえて今回のランキングを要約すると、
①「補給線」を維持しつつ、
②ダンドリ―を使って7つのレーダーマス上に「データステーション」を建設し、
③更に「毎ターン」自部隊でダウンロード行為を行い続ける。
④後は、30万パラデウスや2体のBoss(基礎ガイド参照)といった強敵を上手く倒し、
⑤テレポートマス等を有効活用して、出来るだけ多くの敵を倒してね
という感じです。
雑で申し訳ないですが、前置きはここら辺にしておいて、そろそろ本筋の「編成」の話に入っていきます。
【目次】
- 1. どのような編成を用意すべきか
- 2. どのような人形を選択すべきか
- 3. エリア分けの視点から見る部隊編成
- 4. 実際の編成例と参照動画
- 5.どのような装備を選択すべきか
- 6. 重装部隊は何部隊使用するべきか
- 7. 妖精についてのあれこれ
1. どのような編成を用意すべきか
指揮官によって、最適な部隊構成は変わってくると思いますが、大まかな目安を下に挙げておきます。
・重装部隊: 0〜2部隊(上位ほど重装数は少ない)
・M4エグゾディア部隊: 1部隊
・ぺこら部隊: 0〜1部隊
・鉄血部隊: 1〜5部隊
・SGRF(推奨), SGMGRF, SGMG: 残りの部隊全部
※SGMGはやや汎用性に欠けます
まず最初は、M4部隊やスケアクロウ部隊といった、ランキング皆勤組の編成を考えると良いです。これらのテンプレ編成は、順位目標を問わず、ランキングに挑戦するのであれば、99%の指揮官が採用するべき編成です。残りの部隊編成、重装部隊や空挺妖精の使用数については、自身の目指すスコア目標(ランキング順位)と相談しながら、必要十分なものを選択していくのがベターだと思います。2~7の項でこれらの部隊編成の指標を幾つか提示します。
2. どのような人形を選択すべきか
2-1. グリフィン部隊
まず、ランキングで使えるグリフィン人形を銃種毎に説明します。分かりやすく人形紹介をするために、tier表のような画像を使用していますが、このリストは正確とは言い難いです。あくまで参考程度に考えて下さい。
★SG
今回のランキングで、タンク役を担います。アタッカーの銃種は基本的に関係ありません。アタッカーがMGであれRFであれ、多くのグリフィン部隊では、1〜2体のSGを編成することになると思います。
このように、SGが大量に採用される理由は、ランキングに多く出現する「ヘビーハンマー」や「ヘビーガンナー」の攻撃を「高装甲」によって、無効化することが出来るからです。
使えそうなSGを並べてみました。
LTLXだけは別格のSGで、複製している指揮官は全て投入して良いです。
特に、「ハンニバル」が展開する高耐久の吸収盾を破壊し、スタンまで誘発させることが出来るので強力です。又、指揮士によって敵ユニットに付与されたバフを除去出来るのも有難いです。勿論、純粋に「吹き飛ばし+高装甲化」のスキルがチートなこともあります。
RMB-21とディフェンダーはセットで運用します(詳しくは後述)。
Nova、FO-12は基本的に2SG編成を前提としているので、使用の際は他のSGと組み合わせて使います。FO-12は装備構成が特殊なので、使用の際は注意して下さい(6項:「どのような装備を選択すべきか」を参照して下さい)
M500は、味方の人形のバフに反応して、吸収盾を展開します。そのため、パイソンやコルトSAA、ナガン等、継続的にバフを撒き続けることの出来る人形と組み合わせて使うと良いです(※全員一緒の編成に入れる必要はないです)。
今回のランキングでは 、SGの「高装甲」という特性が高く評価されているので、上のリストに載っていないSGでも活躍出来る可能性は高いです。SGの選択に迷った時は、攻撃型のSGではなく、シールド展開や自身の装甲値を上げるスキルを持つSGを優先的使用すると無難です。
★RF
今回のランキングでは、恐らくRFが最も良いアタッカーになります。後述する鉄血部隊や特殊な編成以外の部分では、RFを中心に編成すると無難です。
このように、RFが主力アタッカーである理由は、RFが「後方の敵を優先して攻撃出来る」からです。今回のランキングでは、ヘビーガンナーや指揮士、グレネーダーやケルーブ等、後列に厄介な敵がいる敵構成が多いです。
そこで、これらの後方敵(脅威度高)をRFで優先的に撃破し、残った敵(脅威度低)をSGで完封する(ダメージを無効化する)という戦闘スタイルがぴったりハマるのです。
使えそうなRFを並べてみました。特に強力なRFがカルカノ妹とぺこらです。
カルカノ妹は、既存のパラデウス敵に加えて、新しく追加された敵とも相性が良いです。
その中でも「ハンニバル」は、非常にHPが高いので、超高火力のカルカノ妹のスキルが非常に刺さります。複製している指揮官は、2体目以降の投入もオススメ出来ます。
(左の敵がハンニバル)
ぺこらも、今回新たに追加されたパラデウスの敵と相性が良いです(下図参照)
但し、ぺこらは攻撃条件が特殊で、開幕から4つ以上バフをぺこらに与える必要があります。「激昂型」の妖精であれば、開幕ぺこらにバフを3つ与えていることになるので、ぺこら運用時は、必ず激昂天賦の妖精を使いましょう。残り1つのバフについては、キャリコMODのように開幕から部隊にバフを撒ける人形を使ったり、「信号弾」の装備をHG等に装備させれば良いです。
カルカノ妹、ぺこら程は強力ではないですが、リストに載っているその他のRFも、先行鯖での起用率が高めです。
今回、M200(昼戦)やIWS2000のような、普段あまり見ない人形が採用されているのは、
①今回のランキングは、敵の体力が高めで、オーバーキルが発生しにくい環境である。
②ヘビーガンナーやケルーブ、指揮士等、後方に厄介な敵が居座ることが多く、「自動で後方の敵を狙ってくれる」というスキル特性が有効に働く
といった理由があります。
又、M200はスキル発動中は攻撃が必中になるなので、他の一般的なRFよりも、空挺デバフ部隊での活躍が期待出来ます。
RFは今回のランキングで、「後方射撃が出来る」という特性が高く評価されているので、上のリストに載っていないRFでも活躍出来る可能性は十分あります。一部装甲が高い敵が出現しますので、その他のRFの選択で迷った時は、「火力型のRF」を優先して採用すると無難です。
★MG
今回のランキングでは、前述の通りSGが多く使われるので、SGに「装甲」の陣形バフを与えることの出来るMGは悪くないです。又、「ヘビーハンマー」という超高装甲の敵が出現しますので、「破甲+500」の特殊装備を使えるMGはこの点において、他銃種にはない強みを持っています。
(※↑装甲値:345〜479)
使えそうなMGを並べてみました
特にMG4とKordは、攻撃が貫通効果(+高DPS)を持っており、後方敵への対処(後述)についても他MGよりも期待出来るため、高い汎用性を持っています。
回帰定理のイベントで新たに入手出来るMG338は、部隊内でDPSが1位になるまで、リロード弾切れなしで、永久に射撃し続けるというMGです。ターゲティングも特殊で、射程内で「最も火力が高い敵ユニット」を優先して攻撃します。
MG338を使う時は、無限射撃の期間を出来るだけ持続させるため、MG338よりも沢山ダメージを出すことの出来るRFやMGと一緒に編成することが推奨されます。
細かいスキルの内容は異なりますが、「無限射撃が可能」と「ターゲティングが特殊」という点では、RPK-203とMG338は似ていますね。
この4つのMGは、今回のランキングでも活躍が見込めますので、特に育成を推奨します。
後で改めて紹介しますが、ネゲヴはディフェンダーとRMB-21、火力デバフHGと組み合わせて使うと効果的です。
このように今回のランキングでは、MGの活躍が他ランキングよりも見込めるのですが、1点だけ注意しなければならないことがあります。
それは「MGは後列敵の処理が得意ではない」ということです。
具体的な事例を見てみましょう。
上の画像の敵編成は、実際に回帰定理のランキングで出現するものです。ここで注目したいのは、最後方にいるガンダムになります。ガンダムは周知の通り、接敵した後に一定時間が経過すると、榴弾をばら撒く全体攻撃を仕掛けてきます。そのため、ガンダムは「撃破優先度」が高い敵だと言えます。
RFをアタッカーとして採用している場合、画像のタイミングでRFを「移動→移動解除」(所謂「ターゲットリセット」)することで、アタッカーがガンダムを攻撃するようになります。しかし、一般的なMGはターゲットがランダムで、後方の敵を攻撃する手段もないため、この後にガンダムの絨毯爆撃をくらってしまう可能性が高いです(部隊のDPSが高かったり、LTLX等の強力な人形を編成している場合、ゴリ押し出来るケースもありますが……)。
何度も繰り返すようですが、回帰定理のランキングでは、後方に厄介な(=撃破優先度の高い)敵を配置した構成が数多く登場します。そのため、総合的に見ると、MGよりも後列敵の処理能力が高いRFの方が優位に立てる場面が多いのです。
MGを部隊に採用する際は、「その部隊が後列敵にも対処出来るか?」「採用するMGはSGへの装甲を盛ることが出来るか?」という2点を意識してみると良いです。
例えば、Kord、MG4MODは、貫通射撃が出来るため、MGでありながら、後方敵への対処能力も比較的高く、又SGへ装甲バフを与えることが出来るので、特におススメです。
又、MG338、RPK-203についても、ターゲティングが特殊なので、厄介な後方敵を優先的に撃破出来る場合があります。
その他の一般的なMGを採用する場合は、後列敵への対処が難しくなることが多いので、何らかの「工夫」や「制限」をすることを推奨します。例えば、後方敵への対策の1つとして、「RFとMGを組み合わせて使用する」という「工夫」や、「(後列)敵が特に強い『北西エリア』での戦闘を避ける」といった「制限」が考えられます。
★HG
使えそうなHGは大体このような感じです。他の銃種と違って、実益に乏しいので、ランク付けは行っていません。
ランキング常連の見慣れた顔ぶれが多いですね。そこら辺の人形の説明は割愛するとして、ここでは少し珍しめのHGだけを取り上げたいと思います。
繰り返しになりますが、今回のランキングのメインタンクはSGです。
そのため、敵の火力を下げてSGの被弾量を抑えることの出来るナガンMODやMP443等の火力デバフ人形はかなり有用です。これらの敵火力デバフ人形は、特に空挺デバフ戦闘を想定した「RMB-93-ディフェンダー」編成では唯一無二の役割を果たします(後述)。
マカロフMODは、自分の陣形の上にいるSGに対して、回避値を+80くらい盛ることが出来ます。装甲も回避も高いSGを生み出すことが出来る訳です。SG環境である今回のランキングでは、やはり強力なHGでしょう。
SGの項目でも説明しましたが、M500をSGタンクとして使用する場合、バフを継続的に撒くことのできるパイソンやナガンMOD、コルトSAAと組み合わせて使うのが良いです(後述)。
★AR・SMG
例外的な人形を除き、 AR・SMGの採用は困難を極めます。ARは基本的に後列敵を攻撃する手段を持ちません。更にRFやMGと違って破甲能力を持たないので、前衛のヘビーハンマー(装甲457)と非常に相性が悪いです。SMGについても、ケルーブ以外の敵については、SGの方が耐久力に優れているので、基本的に使うことはありません。ここでは、例外的に採用例のあるAR・SMGをまとめて紹介します。
◆M4エグゾディア部隊
今回のランキングでもM4は最強人形の一角です。下のM4テンプレ編成は、空挺デバフ状態でも、Bossと30万(24万)グラディエーター以外の全ての敵を撃破することが出来ます。そのため、M4部隊には空挺妖精を付けるのがオススメです。
この部隊は基本的に全ての敵に対応出来るので、特に敵が強力な「北西エリア」での活躍が期待出来ます。編成メンバーは実質「固定」と思って貰って構いません。特にウェブリーとコリブリはM4バッファーの要です。
後半の「北西エリア」で空挺デバフ戦闘を沢山する上級者指揮官は、スチェッキンの代わりにLTLXを入れることが多いです。
一方で、初中級者で且つLTLXを沢山複製していない指揮官については、別の部隊にLTLXを充てた方がコスパが良いので、スチェッキンの方をおススメします。
◆MP姉妹(MPK, MPL)←読み飛ばしても大丈夫です
先行鯖でこのランキングが開催された時は、実装されていなかった人形です。そのため、MP姉妹に関する情報はあまりありません。ですが、EN鯖の一部の指揮官では、少ないながら起用例がありました。MPKとMPLはスキルのデメリットをなくすために、基本的にはセットで使います。
(万全の状態であれば、★3空挺妖精+空挺デバフでもt10北西ハンニバルと1戦可能)
MP姉妹の強力な点は、空挺デバフの影響を殆ど受けないということです。MPKは「一定範囲内にいる敵のHPの〇%分のダメージを与える」というスキルを持っています。この割合ダメージの量は、敵のHP量に依存し、反対にMPK自体の火力値は全く関係ないのです。そのため、空挺デバフを受けてMPKの火力が下がったとしても、攻撃面の性能は殆ど変わりません。加えてこのランキングには、ハンニバルという超高HPの敵が多く出現するので、割合ダメージが効果的に働きます。
このようにMP姉妹のスキルは、今回のランキングとの相性は良いです。しかし、問題点もあります。それは、MP姉妹を守る強力な人形がドルフロにはいないということです。MP姉妹は前述の通り、攻撃面は優れていますが、耐久面は他のSMGと同じくらいなので、純粋なタンク役としてはあまり期待できません。そこで他のタンク人形を別で用意してやる必要がありますが、先行鯖でよく使われるスオミMODやG36cMODはドルフロ未実装です。そのため、先行鯖と全く同じようにMP姉妹を運用するのは難しいです。具体的に言うと、指揮士やヘビーガンナーで固められた敵構成は苦手だと思われます。
ENランカーも使用している人形であるため、使いこなせば有用なことは間違いないと思いますが、今回、MP姉妹は基本的に玄人向きの人形で、初中級者の指揮官にはあまりおススメ出来ないというのが個人的な意見です。
★強力な特殊編成
ここからは今まで話した銃種の特性等とは、切り離して考えるべきと言える特殊な編成について説明します。先行鯖でも起用例の多い強力な編成をピックアップして紹介するので、編成で迷っている指揮官は参考にしてみると良いです。
(※半分くらいは、これまで述べた内容とかぶってます)
◆M4エグゾディア編成
一神教か否かに関わらず、空挺妖精を付けることをおススメします。空挺の★が高ければ、デバフ状態でも、全ての湧き敵を撃破出来るので、非常に強力です。
◆ぺこら編成
RFの項目でも触れた通り、ぺこらは今回のランキングでカルカノ妹の次に強いRFです。カルカノ妹等と一緒に編成すると、M4エグゾディア編成と同様に、空挺デバフ状態下でも全てのエリアの湧き敵に対応出来ます。勿論、空挺妖精を使わない部隊に入れても強いです。
ぺこらを運用する時は、必ず①「激昂型」天賦の妖精、②信号弾を装備したHG(or キャリコMOD)と組み合わせて使いましょう。
敢えて見る必要はありませんが、ぺこらの詳細を知りたい方はこちらを参照して下さい。
◆M500編成(ISW)
パイソンやコルトSAA、ナガン等の「バフ付与回数」が多いHGとM500を組み合わせた編成は、海外では「ISW(Infinite Shield Works)」と呼ばれ、今回のランキングでも高い評価を受けています。1SG型(M500のみ)と2SG型(M500+LTLX等)がありますが、自身の手持ちと相談して、組みやすい方を組めば良いと思います。
戦闘中の注意点としては、動画のようにナガンやパイソンの陣形マスの上にM500を置くようにしましょう。陣形上にいないとM500がバフを受け取れず、吸収盾を展開するサイクルが大きく落ちます。
基本的にアタッカーは2RFが無難ですが、MG4やKordと組み合わせても悪くないです。
RFにカルカノ妹のような強力な人形を採用している場合、M500編成は全ての湧き敵に対応可能です。そこそこ強いRF(HS50やM200)でも、空挺デバフがなければ北西エリアでも戦闘出来る(2つ上の動画)レベルなので、編成出来る指揮官は是非ランキングで使いたいですね。
SGの項目でも触れましたが、RMB-93とディフェンダーは必ずセットで使います。RMB-93(MOD)の第2スキルは、簡単に言うと、味方人形がリロードをする度に、自身が受けるダメージを4ずつ減少させるというものです(最大で12ダメージ分まで減少可能)。更に「照明弾」と組み合わせると、RMBには最大で15のダメージ軽減が適用されます。このダメージ軽減の良い所は、SGの持つ「装甲」とは別物であるため、空挺デバフによる装甲値低下や敵の装甲無視の攻撃の影響を受けないという点です。
第2スキルはリロードに反応して発動するため、RMBがこのスキル効果を最大限受け取るには、味方人形のリロードが頻発するという環境が望ましいです。そこで、1回攻撃毎にリロードを挟み、且つリロード時間短縮のスキルを持つ「ディフェンダー」が抜擢されるという訳です。
空挺妖精と一緒に使われることが多い部隊ですが、勿論他の妖精を使った時でも強力です。
2SG以外の人形の選択肢については、以下の2パターンが考えられます。
①「火力デバフHG×2+装甲バフ持ちMG×1」(ガンナー特化型)
(指揮士のいない)ヘビーガンナー編成に特化した編成です。特に7ターン目以降の南西エリアで強みを発揮します。
「ネゲヴ⇔RPK-16」は互換性がありますが、ネゲヴの方がおススメです。MP-443、ZiP等の所謂「火力デバフHG」の枠は、ナガンMODやVP70等でも良いです。火力デバフ人形を2体同時に使うのは、敵火力減少のスキルを片方ずつ発動することで、常に敵に火力デバフがかかっているという状態を作出するためです。そのため、火力デバフHGのスキルは「手動発動」に設定しておいても良いかもしれません。
(上記ヘビーガンナー×50の構成は、今回のランキングの敵ではないです。そのため、RMBの被弾原因であるパトローラもいないので、安心して下さい)
以下、使用上の注意を簡単にしておきます。
①火力デバフスキルの持続時間は、ZIPやナガンMOD(昼)のような「5秒型」と、MP443等の「8秒型」がいます。2体とも「5秒型」の火力デバフ人形を使うと、敵に火力デバフがかかっていない空白の時間が出てしまうので、このネゲヴ型のRMB編成を使う時は、8秒型と5秒型を併用することが望ましいです。
②ZiPをデバフHG枠で使う時は、ZiP以外の人形をリーダーにしましょう。
③7ターン目以降の「南西エリア」であれば、空挺デバフ状態でも連戦可能です。又、空挺デバフなしであれば、序盤(1-3t)の「北西エリア」の強敵とも連戦出来ます。
④一方で序盤以外の「北西エリア」や中盤(4t-6t)「北東エリア」のケルーブ、他エリアのガンダム編成等に対しては、空挺デバフの有無に関わらず、戦闘がやや厳しいので注意して下さい。
②「強MG(RF)+カルカノ妹(M82A1)+HG」(汎用型)
こちらは、アタッカーの編成コストが少し重いですが、より多くの敵の種類と戦える汎用型の編成になります。「カルカノ妹⇔M82A1」「P22⇔火力デバフHG」の互換性があります(勿論カノ妹の方が強いですが……)。又、MG4の枠はRPK-203やRFでも代用出来ます。
空挺デバフを受けていない時は、ほぼ全ての湧き敵に対応することが出来ます。
空挺デバフ状態だと、4t以降の「北西エリア」(大型飛行場)の敵、ケルーブが構成の中核を担っている敵に対しては戦闘がやや厳しいので、過信は禁物です。又、ガンナー(7t以降南西エリアetc.)とのデバフ戦闘を予定している場合は、火力デバフHG(MP443等)を採用した方が良いと思われます。
2-2. 鉄血部隊
グリフィン部隊の次は鉄血部隊の説明をします。「1. どのような編成を用意すべきか」の項でも述べた通り、一般的に鉄血部隊は1〜5部隊程度使用されます。数字にブレがあるのは、挑戦するチャートによって、使える(使うべき)鉄血が変わってくるからです。又、鉄血Bossに装備させるチップについても、ご自身が参照する動画と同じようにするのが良いです。
今回使われることが多い鉄血bossは以下の通りです。
①スケアクロウは、全ての指揮官が使うユニットです。
②アルケミストは、ランキングでTOP10を狙う指揮官以外、所持していたら必ず使いたいユニットです。
③アーキテクトは、in 100↑を目指さない指揮官にとっては不要です。
ランカー下位の指揮官も恐らく必須ではないと思うので、恐らく「50位?〜4位?」くらいを目指す指揮官が、アーキテクトを使うことになると思います。ここでは触れませんが、表彰台を狙う指揮官は逆にアーキテクトを使わない方が良いという説があります。
④代理人(≒空挺妖精の鉄血ver)は、妖精一神教の指揮官や、極めて高い順位を狙う指揮官であれば使っても良いです。
しかし、殆どの場合は普通の空挺妖精で代用出来るので、持っていなくてもあまり問題にはなりません。空挺妖精を1体しか使えない妖精一神教の人は、代理人も使った方が得点が伸びます。又、20位より高い順位を狙っている指揮官は使うことになると思います。
・「20位↑狙い」又は「妖精一神教」→使用推奨
・「in 100狙い」→任意(不足分の空挺妖精を補う役割)
・「上の2つに該当なし」→不要
という感じです。
⑤ハロウィンイントゥルーダーは、アルケミストと並ぶくらいに強力な戦闘ユニットです。
上位ランカーを目指していなくて(=空挺部隊以外の部隊枠がある)、ハロインを持っている指揮官は、是非採用したい所です(持っていなくても大丈夫です)。
★鉄血Bossについて
ここからは、各bossユニットを1体ずつ見ていきます。
スケアクロウは、目指している順位帯に関わらず、全指揮官が必ず使用します。彼女の持つ分身スキルは、部隊展開や占領関係において、非常に便利なスキルであり、行動ポイント節約や飛行場占領の面で大きな貢献をします。又、適切な編成をすることで、多くの敵にも対処出来るようになります。
上の編成は私が先行鯖で使った編成になります。7t-10tの「北西エリア」大型飛行場の敵、36万boss(グリク)、30万パラデウス以外の敵であれば、全ての敵を倒すことが出来ると思います(48万bossのブラメドは倒せます)。二枚目のゴリアテ工場を使った編成の場合、コントロールが必要になります(後述)。
アルケミストは、今回のランキングにおける要です。グリフィン人形に例えると、M4やLTLX等のような、言わば(羽中)神の領域に足を踏み入れた人形たちに匹敵します。TOP10を狙う指揮官以外、持っていたら全員使いたい人形です。私のJP/EN鯖1%のチャートでは、全体の6~7割くらいの敵をアルケミスト部隊で倒しました。人形の育成等が進んでいなくても、今回のランキングはアルケミスト部隊が組めれば、in 10%↑はかなり期待出来るので、初中級者の指揮官程、是非使いたい人形になります。
in 10%辺りを考えている指揮官は、アルケミストがいなくても一応何とかなります。
しかし、今後のドルフロでも活躍が期待できますし、今回、そしてこれからもランキングに挑戦する予定であれば、アルケミストは確保しておきたいというのが正直な所です……(余裕があれば、アルケミストなしの攻略を私の方でも考えてみるかもしれません)。
私はサンボーンジャパンの回し者ではありませんが、今回の大型イベントの期間に合わせて、丁度今紹介したアルケミストのガチャ?が復刻しているということだけ、皆さんにお伝えしておきます。
アルケミストは、30万グラディエーター等の強敵を含めて、文字通りランキングに出てくる「全ての敵」に対応出来ます。今回のランキングでは、ハンニバルというアルケミスト特攻の敵ユニットが追加されましたが、編成を工夫することで対処可能です。
アルケミストで30万グラディエーターを倒す場合、必ずゴリアテ工場を2体入れます。残りコスト10の枠には、ニーマムやジャガー等を入れると、全ての敵を撃破出来る「万能部隊」の完成です。30万グラディエーターの撃破だけを考えるなら、マンティコア等の他のユニットを入れても良いです。
但しこの「万能編成」だと、「北西エリア」(7-10t)のハンニバル戦のコントロールが非常にシビアになります。
操作方法の簡単な説明(読み飛ばし推奨)
開幕CT6s/CT8.5sであるハンニバルの低リンク特攻スキルに合わせて、ゴリアテ当てやアルケミストの無敵スキルを発動している。又、ハンニバルはスタン回復後の初撃もスキルを発動する。ジャガー採用は部隊射程伸ばしのため。操作のコツは、画面右上の秒数を目安に、ハンニバルがスキルを撃ってくるタイミングを正確に把握すること
上の動画や操作説明を見たら分かると思いますが、どう見ても初中級者指揮官向けではありません。そこで私から提案したいのは、30万グラディエーターを2体倒した後に、北西ハンニバル(動画の敵)に特化した編成に組み直すということです(私も昔そうしました)。
私の場合、台湾鯖だと画像1枚目、日本鯖だと画像に2枚目の編成に組み直していました。組みやすい方の編成を参考にして下さい(以下の要点を抑えていれば、全く同じ構成でなくても大丈夫です)。
ハンニバルは、アルケミスト等、リンク数の少ないユニットに高いダメージを与えてきます。そのため、上の画像のように、耐久・防御面に優れた5リンクユニットを使えば、上手く対処出来ます。最適なのはイージスSWAPで、数が不足している場合は、ガードSWAP(クリスマスver含む)等で代用しても良いです。
操作方法は簡単で、動画のようにアルケミストを端に寄せて、ハンニバルに横を通過してもらうだけです。後はキーパッド4番に配置したタンクユニットが頑張って耐えてくれます。
又、これは余談ですが、アルケミストに「奇襲行動」のチップを装備している場合、「飛行場撤退→人形入れ替え→飛行場再出撃」というように部隊の再編成を行っても、行動ポイント上の損失がないので、ちょっとお得な感じがしますね。
◆アーキテクト
アーキテクトが採用される理由は、「破防支援」(≒重装の役割)と「戦闘」の両方の役割を同時にこなすことの出来る唯一のユニットだからです。
多くの指揮官は、アルケミストを使って30万グラディエーターを倒すことになると思いますが、この戦闘ではグラディエーターの偏向障壁を削るために、重装が必須になります。ここまでなら、普通の重装を使えば良いだけですが、重装部隊は敵と戦闘することが出来ないです。一方で、アーキテクトを使うと、30万グラディエーターの支援をこなしつつ、最終配置で敵も倒すことが出来るので、普通の重装を使う時よりも、1キル多くすることが出来るのです。
しかし、この1キルに拘る必要がある指揮官は、超上位を目指す一部の指揮官だけなので、大半の指揮官にとって、アーキテクトは不要となります。因みに昔の私は下のような編成をつかっていました(参考チャート毎に合わせるのが確実です)。
◆エージェント
エージェントは、空挺妖精と殆ど似たような使い方が出来ます。空挺妖精の数が少なく、それでいてin 100以上を目指している指揮官には有用です。又、20位より高い順位を目指している指揮官は、弾薬+1のチップを付けたエージェントを採用することになると思います。
ですが、①「エージェントは基本的に普通の空挺部隊で代用出来ること」 ②「そもそも1%までの順位帯であれば、1空挺で十分なこと」を踏まえると、多くの指揮官は無理に使用しなくて良いです。
(CosmicArcherさんのエージェント編成)
◆ハロウィンイントゥルーダー(ハロイン)
ハロウィンイントゥルーダーは、アルケミストと似たような立ち位置で、非常に強力な戦闘ユニットです。
ハロインは、召喚術を特徴とするBossユニットです。これらの召喚物は、①敵からの攻撃を肩代わりする「デコイ」の役割と、②味方ユニットへの「バッファー」の役割と、③(オマケ程度に)「アタッカー」の役割を同時に果たしてくれます。
上の画像の編成だと、ブラメド(48万boss)以外の全ての敵を撃破することが出来ます(「サメの楽園⇔ゴリアテ工場」の入れ替えも可能)。
特にアルケミストを含む鉄血bossやマンティコアが苦手とするハンニバルに対して非常に有効です。ハロインの召喚するユニットは5リンクなので、ハンニバルの低リンク特攻スキルが刺さらないからです。
因みにですが、Mk153等の重装があれば、30万グラディエーターにも勝てるため、アルケミストを持っていない場合は、強敵用の部隊として採用しても良いです。
先行鯖での起用例は殆ど見られないですが、間違いなく強力なユニットなので、空挺妖精を沢山使う指揮官以外は、編成に入れておくとおススメです。
★その他一般鉄血ユニットについて
かなり主観的になりますが、使えそうな一般ユニットはこのような感じです。基本的に評価A以上のユニットで部隊を固めるのが理想的です。以下、補足をしておいた方が良さそうなユニットだけをピックアップして、私見を述べます。
◆ゴリアテ工場(評価:S)
今回のランキングで最も優秀な一般鉄血ユニットだと思われます。ゴリアテ工場が飛ばすゴリアテは、厄介なヘビーガンナーやグレネーダーの攻撃を肩代わりし、更にコントロールを加えることで、これらの後列敵にダメージを与えることも出来ます。更に攻撃1発あたりの火力も高いため、高装甲のヘビーハンマーへの有効打を入れることも可能です。まさしく攻守共に隙がありません。
ゴリアテは、「堅守」で真っ直ぐに直進、「殲滅」で近くのユニットに接近、「突撃」でゴリアテの直進スピードがupします。上の動画でもあるように、飛ばしたゴリアテが後方の敵(動画だと、ヘビーガンナーやガンダム)と同列に並んだくらいのタイミングで、「堅守」→「殲滅」に切り替えることで、後列敵を攻撃出来ます。
基本的に、各融合勢力部隊1つにつき1体のゴリアテ工場を入れておくことをオススメします。更にアルケミスト部隊を採用する場合は「2体」のゴリアテ工房を入れておくと良いです。2体編成しておくことで、アルケミストの苦手なヘビーガンナー対策になり、30万グラディエーターの難易度を大きく下げることに繋がります。
◆二―マム(評価:S)
非常にDPSの高いユニットです。スキルの追加ダメージがハンニバルにとてもよく刺さります。アタッカーのユニット選択に迷ったら、とりあえず二―マムを1体入れておくと良いです。グレネーダーのロケット弾(鉄血機械兵特攻)に当たると、即重傷なので注意しましょう。
◆イージスSWAP(評価:S)
最も優れたタンクユニットになります。「高装甲/吸収盾展開/ダメージ軽減」で更にグレネーダーのロケット弾に耐久出来るので、非常に強力です。鉄血Bossキラーのハンニバルにも強く出れます。部隊のタンクユニットの選択に迷ったら、1体いれておくと無難です。
◆マンティコア(評価:A)
ノックバック(スタン)が強力なのと、装甲無視の榴弾攻撃がヘビーハンマーに刺さります。グレネーダー(鉄血機械兵特攻)とハンニバル(単リンク特攻)の攻撃に弱いので、いつもよりタンク性能が落ちています。注意して下さい。
◆イェーガー・ジャガー(評価:A)
優秀な後列アタッカーです。コスト4にアタッカー枠にはどちらかを採用しておけば無難です。イェーガーとジャガーは基本的に互換性がありますが、回避値が高く移動速度も早い分、今回のランキングではややジャガーが優勢な印象です。
◆サメの楽園(評価:A)
ゴリアテ工場と似た使い方が出来る強力なユニットですが、育成の難易度がとても高いです。今回のランキングでは、ゴリアテ工場で十分です。
◆ドラグーンSWAP(評価:A)
多量の吸収盾やダメージ軽減スキルを持つ優秀なタンクユニットです。これらのスキルに加えてHP量も多いので、ハンニバル相手にもある程度耐久出来ます。しかし、吸収盾が破壊されると強制的に後列に下がること、装甲を持たないことから、総合的なタンク性能はイージスSWAPに少し劣ると思われます(その分イージスSWAPよりも火力面に少し貢献出来ますが)。
◆ダイナゲート(評価:D)
編成コストが2なので、部隊コストが34になった時はとりあえず入れておきましょう。見殺しにすることを前提としていますが、重傷保護もあるのでヘビーガンナーの群れの攻撃を3回分くらい防いでくれます(結構馬鹿に出来ません)。あくまでコストが2だけ余った時の話なので、積極的に編成する必要性は全くありません。
3. エリア分けの視点から見る部隊編成
ここでは、上記情報を基に編成した部隊を、ランキングMAPの「どこで使用すれば良いか」という点を簡単に説明します。以下に記載していることはあくまで私の主観なので注意して下さい。この点についても、究極的には参考にするチャートを模倣することが最も安全且つ容易であることに変わりはありません。
ランキングMAPは「北西」「北東」「南西」「南東」の4つに分類出来ます。又、「どのような敵が」「どのエリアに」「どのタイミングで」出現するのかということを分かりやすく示すために、各エリア毎に「敵湧き表」の画像をを貼っています。
「敵アイコン」が赤にあっているのは、脅威度が輪をかけて高く非常に危険な敵編成であることを示しています。「敵構成」の項目にあるカラーリングは、相手にするのが厄介な敵にのみ行っています。つまり、横一列に敵編成を見ていった時に、カラーリングされている敵の数(種類)が多ければ強い敵編成で、少なければ比較的弱い敵編成と言うことです(あくまで目安ですが)。
◆北西エリア
北西エリアは最も敵が強いエリアです。上の敵湧き画像を見れば一目瞭然ですが、カラーリングされている敵の数が非常に多いです。つまり、それだけ厄介な敵編成が多く出現するということです。そのため、北西エリアを担当する部隊も、強いものでなければなりません。具体的には、M4LTLX(M4+4HG)やアルケミストのような万能編成が特におススメです(特にM4編成は空挺デバフ状態でもこれらの敵と戦えます)。
①1-3ターン目に大型飛行場から湧く編成(赤で塗られた編成)は、M4やアルケミストの他、前項で紹介した「RMB-ディフェンダー編成」でも対処できます。
②カラーリングに着目すると、7-10ターン目に「普通」飛行場から湧く敵は、比較的強くないということが分かると思います。これらの敵については、一般的なSGRF部隊や、アーキテクト等のあまり戦闘に向いていない鉄血部隊でも、処理することは可能です(空挺妖精の星が高い場合、デバフ状態でも1戦程度であれば可能と言われています)。
③一方で7-10ターン目に「大型飛行場」から湧く敵(赤ハンニバル)はかなり強いです。M4エグゾディア部隊(デバフ戦闘可能)以外の編成だと、ハンニバルに強いLTLXやカルカノ妹やぺこらを使った部隊、前述のM500(ISW)部隊等が低被害で撃破出来ます。鉄血側だと、(5リンクのタンクユニットを編成した)アルケミスト部隊やハロウィンイントゥルーダーもおすすめです。
アルケミスト-北西ハンニバル特化編成 - YouTube(初中級者おすすめ)
アルケミストvs北西ハンニバル 0損害打法 - YouTube(超上級者向け)
◆北東エリア
カラーリングに注目すると、北東エリアは序盤と中盤(1t-6t)は敵が強く、終盤(7t-10t)は敵が弱いエリアであることが分かります。尤も、全体的に先に説明した北西エリアの敵より弱いので、基本的には全ターンを通して、一般的なSGRF(MG)系の部隊や通常の鉄血部隊を配置しておけば問題ないです。
しかし、赤色で塗られていることからも分かるように、4t-6tに「大型」飛行場から湧く「ケルーブ」は、SGの天敵なので、非常に脅威度の高い敵編成と言えます。これらの敵を処理する時は、SGRF(MG)の中でも特に強い部隊(ex カノ妹,LTLX)を使用すること推奨します。又、チャート上問題がなければ、全エリアに対応できるM4エグゾディア部隊やアルケミスト部隊で敵処理を行っても良いです。
◆南西エリア
カラーリングに注目すると、南西エリアは序盤と中盤(1t-6t)は敵が弱く、終盤(7t-10t)は敵が強いエリアであることが分かります。北東エリアとは逆ですね。
1t-6tに湧く敵は基本的にどれも強くないので、特に言うことはありません。一般的なSGRF(MG)部隊や鉄血部隊で対処可能です。
7t-10tになると、南西エリアでは必ず「ヘビーガンナー」を基軸とした敵編成が湧きます。そのため、ヘビーガンナーと相性の良い編成を配置するのが理想的です。特におススメしたいのは、前項で述べた「RMB-ディフェンダー」編成です(空挺デバフ状態でも南西エリアで連戦可能です)。勿論、参考チャート上許されるのであれば、M4部隊やアルケミスト部隊でも問題ないです。イージスSWAPとゴリアテ工場を併用している場合は、一般的な鉄血部隊でも良いと思われます。
◆南東エリア
南東エリアはプレイヤー側の拠点があるエリアで、敵が非常に弱いエリアです。平均的に敵戦力値が低いことや、カラーリングの少なさが目立つように、強い敵は殆どいません(唯一アスクレピオスの編成だけは平均的な敵の強さをしています)。特に部隊編成面で言及すべきことはありません。
4. 実際の編成例と参照動画
ここまで「ランキングでどのような人形が使えるのか」「編成した部隊をどのエリアで使えば良いのか」という話をしてきました。次は、実際にどういった編成が先行鯖では使われたのかという実例を紹介します(概ね私がここまでに説明した人形が、編成の大部分を占めていると思います)。
くどいようですが、今回は先行鯖の動画や編成を模倣しやすいランキングなので、迷った時は自分が参考にする動画と同じ編成を使っておけば確実です。
又、初中級者の指揮官は、空挺妖精の数をここでは考慮しなくて良いです。というのも、空挺デバフの状態でも戦闘出来る部隊ならば、他の妖精を付けても問題なく機能出来ると分かるからです。
・CosmicArcher(EN鯖4位)(一神教)
・Randomqwerty(EN鯖1位)
・秋水Ameth(CN鯖1位)
・Kafka86(TW鯖3位)
↑のチャートについて「りりそに」さんが序盤の動きをまとめて下さいました。
(有難うございます!)
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(1/20 追記)
⚠️注意!⚠️
警備士の仕様がJP鯖とTW鯖ではため、上の私のチャートはJP鯖では再現出来ない可能性が高いです!!!
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・Kafka86(EN鯖1%)(一神教)
・Kafka86(JP鯖1%〜2%予定)(妖精・装備縛り)
5.どのような装備を選択すべきか
EN鯖を含む先行鯖と違って、日本鯖では第2期新装備がある状態で、回帰定理を迎えています。そのため、ランキングにおける装備選択が先行鯖のものと異なっており、少し複雑になっています。銃種・人形毎の推奨装備を下にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
※以下の画像内容は、執筆者であるKafka86の私見ですので、ご注意下さい
6. 重装部隊は何部隊使用するべきか
採用される可能性のある重装部隊は、主に①Mk153 ②2B14 ③アーキテクト の3つです。
先に結論から言ってしまうと、結局は人形部隊と同じで、自分が参考にする動画(チャート)と同じ種類・数の重装部隊を使うのが、最も安全且つ確実です。
前述したように、アーキテクトは、中位〜上位ランカー付近を狙う指揮官は、アーキテクトのみを使用します。そして、「in 5%くらい〜下位ランカー」を目指す層は1重装、in 10%前後を目指す層は2重装を使っていくイメージです(空挺数にもよります)。
ここから先は読まなくても良い余談になります。上の結論で納得した指揮官は、【7. 妖精についてのあれこれ】の項目にお進み下さい。
【余談】
今回のランキングでは、重装部隊を含めて10部隊出撃させることが出来ます。つまり、重装部隊を沢山使うほど戦闘部隊の数が減り、逆に重装部隊を減らすほど戦闘部隊の数が増えます。
当たりの話ですが、重装部隊を沢山使うほど、敵との戦闘の難易度は下がります。しかし一方で、戦闘部隊の数が減ってしまうことで、ラスト湧き等の場面で、キル数も減ってしまい、最終的にスコアが下がってしまうというデメリットもあります。
そこで大切なのは、自分の順位目標を達成する上で適切な重装部隊数を選択するということです。例えば、in 10%を目標としている指揮官が、無理に重装数を減らして、徒に戦闘難易度を上げてしまうのは非効率的です。逆に、上位ランカーを目指している指揮官が重装を沢山採用するのは、スコア減少の観点から望ましくないでしょう。そういった指揮官は前述した「アーキテクト」を重装の代わりに採用するべきです。
7. 妖精についてのあれこれ
7-1. 空挺妖精は何体採用すべきか
今回のランキングは、空挺妖精の数(質)でスコアが大きく変動します。1空挺の指揮官と9(9.5)空挺の指揮官の間では、少なくとも10万点以上の差が生まれます(そしてこれらの得点差を運によってカバーすることは不可能です)。
標題に対する結論としては、重装部隊と同じです。つまり、自分がランキングで目指す「〇%(位)」という目標によって、使用するべき空挺妖精の数が変わります。そして、最終的には自分が参考にする動画(チャート)と同じ数だけ空挺妖精を使うのが最も安全且つ確実です(流石にくどいと怒られるかもしれません)。
一応強調しておきたいのは、in 1%〜2%程度までであれば、1空挺+アルケミストで十分ということです。0.5空挺として扱われる「エージェント」すらも不要です。因みにEN鯖では100位ぴったりの指揮官は「1空挺+エージェント」を使用しています。
スコア目標毎の空挺数の目安画像を下に置いておきます(※私見の塊注意)。
各チャートの動画へ飛びたい方は、以下のリンクからお願いします。
自分で言うのもアレですが、赤字のKafka ENチャートはかなりお手軽で特にオススメしたいです。
重装のレベルも60程度ですし、育成全然終わってない……という指揮官でも参考に出来る可能性は結構あると思います。又、JP鯖で来た時、ENよりも更に低い戦力でやる予定ですので、そちらの動画も参照したい方は、(https://mobile.twitter.com/kafka_jp_8698)をフォローしておくと良いかもしれません。
ただ、私のものを含め、上記の各種オススメチャートは、基本的にアルケミストの使用を前提としています。ランキングをある程度やり込む予定の指揮官は、1/13からJP鯖で復刻するアルケミストを取っておきたい所です。
7-2. その他妖精の採用について
最後に、空挺妖精以外の部隊にはどのような妖精を使用するのが良いか、という話をします。上位ランカーを目指している指揮官は殆ど空挺妖精で埋まるので読まなくて良いかもしれません。
先に元も子もない話をしてしまうと、初心者~中級者の指揮官ほど、アルケミストのような万能ユニットに頼り切った方が結果的に良いことが多いので、妖精の選択が得点に大きな影響を与えることはあまりないという印象です。
とりあえず、下の表でBランク以上の妖精を選択すれば、大きな失敗にはならない筈です。因みにですが、今回のランキング報酬である魔女妖精(Sランク)は非常に強力な妖精で、今後も使われる予定なので育成推奨です。
空挺妖精や工事等の策略系の妖精は省いています。B以下の評価はかなり雑で私見の塊なので、あまり当てにしないで下さい(抜け漏れも多分あります)。
基本的に「火力」を沢山盛れる妖精、(SG環境なので)「装甲」を盛れる妖精、特殊技能で戦闘に大きく寄与する妖精あたりを高評価しています。
Aランク以上に位置する妖精は、これらの評価基準を高い水準で複数満たしている場合が多いです。例えば、海辺妖精や魔女妖精(今回のランキング報酬妖精)なら高火力バフ+特殊技能ですね。応援妖精は、一流とは言えないものの、火力バフ+特殊技能+装甲バフを同時に見込めるからという感じです。
BランクやBとCの間にいる妖精は、どれか1つの評価基準を高水準で満たしている場合や、評価基準を複数満たしているけどやや足りないといった妖精が多いと思います。