かふかのドルフロ・少前攻略

主に初心者~中級者のドルフロ指揮官を対象として、イベント攻略や新規コンテンツに関する記事を作成しております。

RF「ぺこら」についての私見

 

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「な、なんですか貴方は!?ぺこらは食べ物なんかに屈しませんからね!」

 

という訳で(?)今回は食べ物によってG&Kに屈したコラボ人形from邪神ちゃんこと「ぺこら」について適当に書いていきます。

例によって、私の当てにならない経験や偏見等に基づいて執筆していますので、閲覧の際はご注意下さい。書いておいてアレですが、結構色々な所で間違ってる気がしますので。

(かふか、お前「指揮官」降りろ)

 

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【 ①「ぺこら」の大まかなスキル内容】

(私の独自解釈で正式な説明ではありません)

 

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『パッシブ:

基本的に攻撃しない。「ぺこら」へ付与されるバフが5つ以上になった時、「ぺこら」は攻撃を開始する。

攻撃内容ないし特徴は以下の通り。

①HP「割合」の低い敵を優先的に攻撃する

②敵の損傷の10%分の追加ダメージ

(自身の火力の100%を超過しない)

③基礎的な攻撃内容としては、自分の火力の1倍のダメージを与える。攻撃は「装甲無視」「保護膜無視」

④攻撃するたびに15%の確率で攻撃対象のバフを除去する

 

アクティブ:

味方の人形全てに対して、自分の最大HPの5%分の吸収量を持つ保護膜を付与する。持続5秒で開幕CT0秒/クールタイム8秒。』

 

多分大体こんな感じです。

相変わらず最近の人形のスキルは複雑でよく分かりませんね。

 

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【②細かいスキル仕様について】

 

このスキル内容が強いかどうかを論じる前に、公式スキル内容部分に記載されてない細かい仕様について先に言及しておきましょう。

 

◆「5つ以上のバフを受けた時、『ぺこら』は攻撃を開始する」

 

冒頭の部分から既に難解です。ここで言う「バフ」とは一体何を指しているのでしょうか?

より具体的に言ってしまえば、「陣形バフ」を含むのかどうか、そして計上される「バフ内容」は何か、或いは妖精によるバフや天賦はどうなのかと言ったように、細かい所まで考えると中々大変そうです。

 

私のガバガバな認識なので、正しい保証はどこにもありませんが、恐らくここで言う「バフ」というのは、

 

・陣形バフ、妖精バフは含まない

・人形のスキルや妖精の天賦バフは含む

・新装備「信号弾」による命中バフは含む

・形式面の適合が確認されれば、バフ自体の内容は基本的に何でも良い

列挙すると、火力、射速、命中、回避、クリティカルダメージ、クリティカル率、移動速度、装甲、保護膜

 

という感じだと思います。

ややこしいですね。

更にスキルのこの部分について、明文化されていない重要な仕様が3つ(も)あると個人的に思っているので、軽く説明しておきます。

 

1.妖精天賦「激昂型」の扱い

 

「激昂型」について、大雑把に言ってしまえば、火力バフが8秒毎に「順次」適用されていくという仕様の筈です。

これを直接的に「ぺこら」に当てはめて考えると、「ぺこら」に対して3重の火力バフが付与されるのは、戦闘開始から24秒あたりの筈ですよね

(最初の適用は開幕2秒後?とか細かい話は抜きにして)

しかし実際は「戦闘開始時に『ぺこら』は3重の火力バフを受け取っている」というのが正確な所です。勿論、本当に「ぺこら」が1.08^3分の火力を開幕から受け取っている訳ではありません。イメージとしては、「激昂バフ」という1つのバフを「ぺこら」は開幕から受け取っており、この激昂バフは火力バフ×3を内容としているため、実質開幕から「ぺこら」はこの天賦によって3重バフを受けているという感じです。ただ先程申し上げたように、バフが「適用」されているのと、バフ内容が「作用」しているというのは別物で区別しなければなりません。

アレコレと屁理屈を捏ねましたが、結局重要なのは、激昂バフが発動すれば、「ぺこら」は一気に3つ分のバフを受け取った判定となり、「ぺこら」の攻撃開始条件がかなり緩くなるということです。

 

 

2.「ぺこら」自身のアクティブスキルも攻撃開始条件の対象バフとして計上される

 

「ぺこら」は味方全体に保護膜を付与しますが、これは「ぺこら」自身にも付与されます。そしてこのシールドは攻撃開始条件(要素)のバフとしてきちんと計上されます。

ということは、実質的にみると、「ぺこら」へ付与するバフは「4つ」で良いのです。

先程述べたように、この内3つのバフは激昂天賦で補うことが出来るので、このように考えると、「5重バフ」というのは案外ハードルが低く感じてきませんか?(星5妖精運用前提ですが)

 

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激昂+キャリコ第二スキル(射速)+「ぺこら」のシールドで計5つのバフが付与されている

 

 

3. 「ぺこら」への5重バフは1回きちんと作用した場合、それ以降その内の1つでもバフが残っていれば、問題ない

 

恐らく皆さんがここまでの内容を見てきて、「ん?」となるポイントの1つに、「1回かかった5重バフが途中で効果が切れて下回ったらどうなるの?」という旨のものがあると思います。多分。

これに関しては小見出しに記載した通り、基本的に考えなくて良い問題です。つまり、1回「ぺこら」に5重バフを付与出来た場合、それ以降その5つの内1つでもバフが残っていれば、永続的に攻撃し続けるということです。「ぺこら」の運用の基本として、効果永続の激昂天賦や信号弾による命中バフがセットになっているので、そんなに深く考えなくても良いと言うわけですね。

 

但しこれには1つ注意しておくべき点があります。

日本鯖未実装の敵の1つに「ヴィシュヌ」という奴がいます。こいつは一言で特徴を述べると、こちらにかかっているバフを一定間隔で全て「除去」するという敵です。

 

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攻撃中の「ぺこら」がこのバフ除去を受けると、攻撃をやめてしまいます。再び「ぺこら」に対して5重バフが作用すれば攻撃を再開しますが、「ヴィシュヌ」のバフ除去は一定間隔で行われるものであり、1回きりのものではないため、この敵は「ぺこら」の天敵と言えそうですね。

 

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◆攻撃するたびに15%の確率で攻撃対象のバフを除去する

 

一見すると、特に考える部分のない平明な記述に思えますが、実は1つ落とし穴があります。

 

即ち、「ぺこら」のバフ除去は、敵に付与されている「プレイヤーに有利な」バフまでも除去してしまう、という点です。

 

これに関しては具体的に見ていくのが分かりやすいと思います。

皆さんは「法官」をご存知でしょうか?

彼女は残余HPが一定の割合を下回るとバリアが剥がれて、攻撃が通りやすくなります。しかし、この状態は例えば装甲値が低くなったというようなものではなく、「法官が自分自身にダメージ増加バフ」を付与しているという扱いなのです。従って、「ぺこら」のバフ除去が作用してしまうと、法官への攻撃は元のように却って通りにくくなってしまいます。

 

その一方で、敵に対してダメージ増加効果を付与するHP-35のバフやオルトロスのHPを1に抑える性質など、最終ダメージを基準として増減を考慮するバフや特質は除去されません。

ミノタウロスの防御バフは除去出来ます。

 

本当にややこしいですね。私もよく分かってません。もしかしたらここら辺嘘書いてるかもしれないので、あまり信用しないで下さいね。

 

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【③「ぺこら」は実際強いのか?】

 

私のガバガバな結論から言うと、「本来想定されている敵には強い」という印象です。

「ぺこら」のスキル内容はややこしく複雑な仕様を抱えていますが、仮想敵についてはかなり明瞭なのではないかと思います。

即ち「装甲無視」「保護膜無視」「バフ除去」のいずれか(或いは複合的に)が有効に働く場面です。

私の現在の認識に基づいて具体的に言うと、

 

ハンニバル

②指揮士

③ヘビーハンマー

ミノタウロス

 

辺りかなという感じです。他にも記載漏れがあるかもしれません。

 

④については、先程も述べましたが、ミノタウロスの80%?程度の防御バフを唯一「ぺこら」のみが除去し、メタることが出来るからです。

 

①〜③の敵は、最新の先行鯖大型イベント「ポアンカレ回帰」のランキングで猛威を振るった強敵です。これらの敵については、一通り解説した文書を実は完成させているので、細かい点を修正した後、折を見てこのブログに上げるかもしれません。詳しくはそちらに譲ります。

 

が、それだと不親切すぎるので、極めて単純化して簡単に説明しておきます。

 

①「ハンニバル

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「ぺこら」との関係に限って言えば、この敵の一番の特徴は圧倒的な「保護膜のHPの高さ」です。ランキングの後半レベルの10万ハンニバルクラスになると、カノ妹の45倍攻撃を以ってしても、保護膜HPと元の体力の高さが相まって、一撃では倒せません。しかも定期的にこの耐久レベルの保護膜を展開するので、極めて厄介です(ここでは触れませんが、その癖攻撃性能も高い)

ですが、「ぺこら」であればシールドを無視して本体に直接ダメージを与えることが出来ます。しかも、確率でハンニバルの保護膜バフを除去し、ハンニバルを8秒間スタンさせることが出来ます。

(スタンについては、「ぺこら」のスキルとは無関係で、ハンニバルの本来的な性質に依ります)

 

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②「指揮士」

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指揮士は「バフ役」です。

自分自身では一切攻撃を行いませんが、敵全体に回避バフや射速バフや火力バフを盛る厄介な敵です。しかも火力バフ等は2重まで重複します。

「ぺこら」であれば、スキルによって指揮士によって付与されたバフを確率で除去出来ます。但し、指揮士は敵「全体」にバフをかけるので、ハンニバルの時ほどのメタ性はないと思います

(それでも相性が良い場合が多いのは間違いないと思いますが)

 

 

③ヘビーハンマー

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最後にヘビーハンマーです。

こいつは単純で「超装甲」の敵です。ポアンカレ回帰のランキングだと、装甲値は457程度と言われており、普通のRFはあまり処理に適していません。

(そもそもこいつは数で群れてきます)

一番の正攻法は、破甲500の新装備を羽中より授かった「MG」で処理することですが、実際のランキングでは、当然全ての編成をMGで固める訳にもいかず、RF編成で相手取ることもそこそこありました。

その際「装甲無視」の働く「ぺこら」はやはり相性が良いと言うべきでしょう。

 

 

このように、「ぺこら」は最新ランキングで、良く言えば活躍の場面を与えられていました。

(悪く言えば、「露骨」或いは「おあつらえ向き」)

 

そして、今後もこれらの新パラデウスは、ランキング等でも登場する可能性が高いと思いますので、やはり相性の良い敵については、「ぺこら」は他の人形にはない固有の強みを持っていると思います。

(勿論、ミノタウロス戦等でも)

 

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【④「ぺこら」の2つの専用装備】

 

「ぺこら」を語る上で重要になってくるのは、新装備の「狙撃弾」です。これは従来の「徹甲弾」に比べて、破甲値が60低い代わりに火力が+10されています。


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通常のRFであれば、従来の徹甲弾を使用する場面が多いですが、「ぺこら」は何度も繰り返しているように、敵の装甲をデフォルトで無視出来るので、狙撃弾の方が適しています。

これは見方を変えれば、「ぺこら」にはもう一つ専用装備が付いていて、他のRFにはないメリットを持っていると言えるのではないでしょうか?
「もう一つ」という言い方をしましたが、「ぺこら」しか装備出来ない、本当の意味での専用装備も勿論あります。こちらはリコの専用装備と同じで、例によってとても強いです


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【⑤「ぺこら」を使う際に注意すべきこと】

 

ここまで「ぺこら」のことを褒めちぎってきましたが、性能が極めて独特であるが故に、相応のデメリットのようなものもあるのではないかと私は思っています。

 

第一に「ターゲティング管理が難しいこと」です。


通常のRFであれば、タゲリセのタイミングを任意に調整することで、特定の時点で特定の敵を狙うように仕向けるといったように、仕様上一定程度プレイヤー側で自由が利くようになっています。
しかし、「ぺこら」はスキルの性質上「残りHP『割合』(残りHPの絶対的な量ではない)の少ない敵」を優先的に攻撃します。そのため、「ぺこら」に対してのタゲリセは意味を成しません。

 

第二に「若干汎用性に欠ける」、もっと言ってしまえば、「メタ対象の敵以外との戦闘においては、突出した性能を発揮する可能性は低いと判断される場合が多く、更に(当然ながら)カノ妹ほどの汎用性、或いは万能性も期待出来ない」ということです。


例えば乱流+の22Wウーラン戦を考えてみると、当該戦闘状況に適合した漢陽やXM3等の人形と比較した時、「ぺこら」の使用感は微妙で十全に性能を発揮しているとは言い難いという印象を個人的には受けました。当たり前の話かもしれませんが、これはそもそも、ぺこらの特質(装甲、保護膜無視やバフ除去)を活かせるような敵構成ではなかったことに主に起因していると見るのが妥当だと思います。

尤も、前述の専用装備等の影響からか、並のRFよりは良いパフォーマンスを発揮していたようにも思われました。特定敵以外の戦闘でも最低限の仕事はしてくれると見るべきかもしれません。


また、カノ妹ほどの汎用性もやはりないと見るべきでしょう。如何に激昂型天賦と信号弾で容易に5重バフ条件を満たすことが出来ると言っても、そもそも「ぺこら」の銃種はRFである以上、一定の射速が必要になる場面は少なくないですし、或いは「バフ除去」を効率よく発動させようとすれば尚更のことです。そもそもカノ妹と比較すること自体間違っているというのは私も一理あると認める所ですが、逆に言えば「ぺこら」もやはりそのレベルには達していないということです。

 

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◆後書き

 

最後を否定的な文章で締めてしまったせいで、「ぺこら」の性能評価についてあらぬ誤解を生じさせてしまったかもしませんが、「ぺこら」は他人形にはない独特の性能を持っていて、しかもそれを発揮できる環境が実際にあると考えられるため、やはり強いというのが私の感覚です。活躍した実績もあります。
その一方で、そのスキル内容の複雑さ故に、正確な性能評価を行うことが極めて困難であるというのは疑いない所だと思います。


ここまで尤もらしいことをつらつらと書いてきましたが、察している方もいらっしゃるように、私の記事、もっと言ってしまえば私の発信する全ての情報は残念ながら「ガバガバ」でしかありませんので、受けて側には特に吟味が必要になります。
私としては、この記事が日鯖指揮官たちにとって良い「叩き台」となり、検証や研究の一助となることを願ってやみません。
(そこまで言うならもっとマトモな記事を書いたらどうだ、という感じはありますが)

 

ここまでお付き合いいただき、有難うございました。久し振りのブログ更新(約半年振り?)となりましたが、途中で下書きの一部が欠損する等のトラブルに見舞われながらも、この記事を衝動的に1日の間で書き上げられたことは僥倖と言わざるを得ません。


気まぐれなので、次にお会いできる日がいつになるか分かりませんが、良かったらこのブログを宜しくお願いします。